いよいよ期限が迫ってきた。何のって、Windows10への無償アップグレードの期限である。
ちょっと前まで毎回毎回起動する度にWindows10を入手するをキャンセルするだけの簡単な作業をしていた人も多いかと思うが、7月に入って「無償アップグレードを辞退する」という項目が現れたため、それを押してしまった人もいるかと思う。
実際問題自分はこれが現れる前にWindows10にしてしまったので、「辞退する」を押した後に再びWindows10に出来るのかどうか知らないのだが、正直言って数年前のWindows7のPCを使っているのなら、思い切ってWindows10にしてしまったほうがかなり幸せになれると思う。
自分は5年半前のオンボロPCにWindows10を導入したが、かなり操作が軽快になり、しかもHDDの空き容量も増えた。
ただ、自分の場合「Windows10を入手する」からはアップグレードできなかった。どういうわけかうんともすんとも言わなかったのだ。だから、Microsoftのサイトから直接「メディア作成ツール」をダウンロードして、それを使ってインストールした。
http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
自分はWindows8はスキップしている。とはいえ、まったく使ったことがないわけでもない。妻のPCがWindows8だったし、家電量販店でも色々触った経験があるからだ。
正直いって、Windows8はかなり使いにくいOSだったと言わざるを得ない。
Windows8の場合「今まではこうだった」というような操作が、「これは一体どうなってるの?」という操作に置き換わっているものが多く、登場当初は「電源の切り方がまずわからない」などと結構致命的なわかりにくさがあった。
それから比べると、Windows10は「多分こうだろう」という操作が大体の場合その通りだったりするので、安心して使うことが出来る。Windows7→8になった時よりも、Windows7→10の方が新たに覚えるような操作が少なくて済む。
勿論、使用しているアプリの関係上、Windows10に対応していないからアップグレード出来ない人とか、そもそもエンタープライズ用のPCでは個人で勝手にアップグレード出来ないという理由もあるだろう。
かくいう自分の会社用PCも、非力なPCにWindows7をインストールして使っているので使いにくい事この上ないのだが、残念ながら権限の関係上勝手にアプリのインストールやアップグレードをすることは認められていない。いずれ、サポートの期限とかの関係上Windows10になる日が来るだろうが、それはまた随分先の話になりそうだ。
とにかく、残り1週間の間に、全世界のWindows7、8のユーザーは10にアップグレードするかしないかの選択を迫られることになる。個人的には、余程のこだわりとか差し迫った理由がなければアップグレードしてしまうことをオススメする。
Windows10はWindows7の正常進化といえるようなOSだ。動作も軽快だし、デザインもすっきりしている。さすがに何もかも7と同じではないが、Windows10のサポート期間が2025年までであり、Windows7の延長サポート期間がCPUの種類によっては2018年7月までになってしまうことを考えると、アップグレードしたほうがいいと思う。
最悪、「Windows7に戻す」というロールバック機能もあるんだし、試しにやってみてはどうだろうか。