2016/07/24 Sun 20:16更新

核兵器の根絶や平和を願い「ピースデイ」

終戦から今年で71年。核兵器の根絶や平和を願う催しが金沢市内で開かれました。この催しは県内の被爆者が中心となりおよそ30年前から開かれていて、今回は市民グループや小学生などおよそ100人が参加しました。イベントでは4歳の時に広島で被爆した西本多美子さんがオバマ大統領の広島訪問に触れ、「核兵器の廃絶に向け国際的な世論を作りましょう」と挨拶しました。このあと被爆2世の人たちが、広島に原爆が投下されたときの親の体験談などを紙芝居で披露し、参加者は戦争反対への思いを新たにしていました。現在、県内に住む被爆者は86人いますが平均年齢は80歳を超えていて主催者は「イベントを通じて被爆体験を次の世代に伝えていきたい」と話していました。