失速、鳥越氏
いよいよ東京都知事選は残すところあと1週間になった。世論調査では、
<読売新聞>小池・増田氏競り合い、鳥越氏が追う
<日経新聞>小池氏先頭に終盤なお接戦
<中日新聞>小池氏がリード
<JNN>小池氏を増田氏が追う展開
となっている(それぞれのURLは最終ページに記載。以下も同じ)。ちなみに1週間前は、以下の通りだった。
<毎日新聞>小池氏、鳥越氏競り合い 増田氏が追う
<日経新聞>小池氏が序盤先行 鳥越・増田氏が追う
<産経新聞>小池百合子氏、一歩リード 鳥越俊太郎氏、増田寛也氏が急追
<共同通信社>小池氏と鳥越氏が競る 増田氏追走
ここに来て、鳥越氏の勢いがなくなっている。先週の本コラムで、「鳥越氏の化けの皮が徐々にはげていくのではないだろうか」と書いたが、その通りになっている。街頭演説の少なさと政策に対する準備不足を指摘したが、それが、覇気のなさや若さがないというマイナスイメージが効いているのだろう。
さらに、先週21日発売の週刊文春で、『鳥越俊太郎 都知事候補「女子大生淫行」疑惑』と報じられた。(http://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/blomaga/ar1071032)。これも、鳥越氏のマイナスイメージを大きくしている。
実は、この話は、大学関係者ならかなりの人が知っている「都市伝説」である。週刊誌では、有名私立大学と書かれているが、都市伝説ではその大学とは上智大学とされており、ゆえに上智大学重大事件といわれているそうだ(実際、このワードはネット上でも散見される)。
こうした情報に疎い筆者でも知っているのであるから、大学関係者では周知の噂話なのだろう。都市伝説では、上智大学文学部の某教授が、鳥越氏を招いた際に、鳥越氏がその女子学生に迫ったということになっている。
ただし、これはあくまで都市伝説である。その真偽はわからない。もっとも、当時の関係者の名前はかなりわかっているので、取材すれば、どの程度真偽のある話なのかはわかるだろう。
ここまでの話は大学関係者なら誰もが聞いたことがある噂話だが、事情通のマスコミ関係者によれば、鳥越氏の女性問題はこれにとどまらないのではないか、という。いずれ二弾、三弾の記事が出るのでは、ともいう。
-
鳥越俊太郎氏の出馬会見を大手メディアはどう報じたか ~「デジタルデバイド」を助長する報道界の悪しき慣行(2016.07.19)
-
過熱する都知事選・候補者の質は、この「3つの質問」で見抜けばいい(2016.07.18)
-
保険ショップで大損する人が続出! 「覆面調査」でわかった悪質な手口にご用心(2016.07.24)
-
祝200勝!長谷川滋利が明かす、名投手・黒田の魅力と、アメリカでの「本当の評判」(2016.07.24)
-
日本刀が戦場で「主要な武器」になったことは一度もない! 殺傷率は「投石」以下(2016.07.24)
- ジャーナリストをダマした経験のある筆者だからわかる、鳥越氏の「致命的な弱点」 (2016.07.25)
- 過熱する都知事選・候補者の質は、この「3つの質問」で見抜けばいい(2016.07.18)
- 参院選で民進党が犯した「二つの致命的なミス」(2016.07.11)
- 民進党よ、テロを政治利用するなかれ! 批判するなら本丸は「年金運用」、その急所を教えよう(2016.07.04)
- 英国離脱「リーマン級の経済危機」を避けるために、いま日本政府がすべき5つのことを示そう(2016.06.27)
- イギリスがEUを離脱したら、日本経済への影響は「リーマン級」!? そのインパクトを試算してみた(2016.06.20)