北朝鮮が5年ぶりマイナス成長、昨年GDP1.1%減

 韓国銀行は「昨年の北朝鮮の実質国内総生産(GDP)が前年比で1.1%減少し、5年ぶりにマイナス成長を記録したと推定される」と22日、発表した。

 北朝鮮の経済で最も大きな割合を占める鉱工業生産が3.1%減少し、農業も穀物生産量の減少で前年比0.8%のマイナス成長をしたことが分かった。建設業は4.8%、サービス業は0.8%それぞれ成長した。

 昨年の北朝鮮の名目国民総所得(GNI)は韓国の45分の1程度に当たる34兆5000億ウォン(約3兆2210億円)と集計された。1人当たりのGNIは139万3000ウォン(約13万円)で、韓国の22分の1だった。対外貿易額は前年比で輸出が14.8%、輸入は20%減少した。

金載坤(キム・ジェゴン)記者
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