韓経:LGエレクトロニクス、トヨタのテレマティクス部品受注

韓経:LGエレクトロニクス、トヨタのテレマティクス部品受注

2016年07月22日10時37分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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  LGエレクトロニクスが日本のトヨタ自動車からテレマティクス部品を受注した。

  21日業界によればLGエレクトロニクスの自動車部品(VC)事業本部は最近、トヨタと車両用テレマティクス部品の納品契約を結んだ。該当部品は日本と北米地域で販売されるトヨタの新型モデルに装備される予定だと知らされた。

  テレマティクスは車両で無線インターネットを実現するための部品だ。交通情報をはじめ車両事故時の緊急救助、盗難車両の位置追跡、遠隔車両診断など多様な役割をする。LGエレクトロニクスは過去にもトヨタへの納品を試みたところ難しい基準にひっかかり失敗を重ねていたが今回初めて成功したという。

  市場調査機関のストラテジーアナリティクスによればLGエレクトロニクスは世界テレマティクス市場で2013年(30.1%)、2014年(30.3%)、2015年(29.9%)と続いて市場占有率1位を占めた。LGエレクトロニクスはゼネラルモータース(GM)に2000年代初期からこの部品を供給してきた。

  LGエレクトロニクスは電装部品事業を一層強化している。これまではテレマティクス、ナビゲーションなど車両用インフォテインメント分野が主力だったがモーターなどの核心部品も納品している。GMに駆動モーターなど11種を納品したのが代表的事例だ。

  LGエレクトロニクスは中国で第一自動車、東風自動車、広州自動車など多数の納品処を確保した状態だ。フォルクスワーゲンとコネクテッドカーのプラットホーム共同開発にも着手した。

  LGエレクトロニクスはスマートフォン、テレビなど企業と消費者間取り引き(B2C)では成長に限界があるとみて自動車部品などの企業間取り引き(B2B)事業を集中強化している。

  昨年からは実績が振るわないテレビとスマートフォン事業本部の人材数千人がVC事業本部に移った。

  

  
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