こんばんは!
なかむー(@yuyachama)です。
悩んだときに、背中を押してくれた書籍をご紹介させてください。
おすすめのビジネス・自己啓発書
20代仕事に躓いたときに読む本
プロローグに記された、「もう一度、一緒に自転車の練習をしようよ」の言葉に一気に引き込まれました。
「いかに躓いて転ばないようにするかが優等生の証だった。」
僕も転ぶのを恐れていたし、失敗をしないように人生を歩んでいきたかった。
就職、転職、恋愛、すべて成功したいし、充実した幸せな人生を送りたい。そう思うと、どうしても選択する決断はこわいし、結婚なんかも適齢期を迎えつつあるのに、未だにどうなるかわからない。転職し、理想の会社をメンタルヘルス不全(軽うつ症状)で休職した僕には、人生を歩む上で素敵な言葉をいくつか与えてもらえた著書です。1社目の会社では、同期が大きなプロジェクトに抜擢され、非常にイキイキ働く姿に少し劣等感を感じていましたし、転職を決意したときは、今までお世話になった方々を裏切ってしまうような感覚でした。著書では、ヒトラーやフセインでもあるまいに、人生に取り返しのつかないことなんてない。取り返しがつかないと思っている犯人は、あなたの頭の中であると気づこう。と投げかけてくれています。
働く人の夢
さまざまな職業に就いている人の夢が集められています。小さい頃に夢見た職業に就けたり、夢を諦めても働いているうちに夢を見つけたり、そんなさまざまな生き方を見ることができます。 好きなことややりたいことが仕事にできたら最高に楽しいだろうし、もしそうならなくても前向きに目標を持って取り組むことが大切だと感じました。
この本の中で夢を語っている人たちは、みな輝いた笑顔をしています。きっかけは些細な日常の出来事から夢を持つようになったようです。 何を基準に自分が「しごと」を考えたらいいのか・・そのヒントが見つかるかもしれません!
働くということー社長さんの大学講義
龍谷大学瀬田キャンパスにて2005年に行われた地域の社長さんたちによるリレー講義がまとめられている本です。滋賀県を中心に事業展開している企業の社長さんたちが、自らの体験や生き方、考え方を学生に向けて講義しておられます。「現代社会と経営」というテーマのもとに、現代を生きる若者たちへのメッセージが送られています。
編集を担当された龍谷大学教授の吉村さんは解説にて、学生たちのレポートを載せ、学生たちの変化について触れられています。表紙には、「少し大人になった」「学んだのは、粘り強さ、苦労すること、目標を持つこと、他人のことを考えること・・」「いまは、自分の夢に向かって進んで行きたい」という学生たちの前向きな言葉が集められています。 この本から刺激を受けて、自分自身も前向きに頑張ろうという気持ちになれました。ぜひ読んでみてください。
こんな僕でも社長になれた
家入一真さんのことは、Discover21の「もっと自由に働きたい」という本で名前は知っていました。著書の中で、多く感動させられるシーンがあります。
逃げ出した自分に後悔し、自分を憎み、両親を裏切ってしまったという思いで涙するところ。引きこもりながら創作活動をする家入氏に父が油絵の具と筆とキャンバスを買ってくれるところ。新聞奨学生となり、営業所の隣に引っ越し、父が去っていくのを見送りながら所長さんに頑張らないと、と励まされるところ。幼少期の生い立ちから、思春期の苦悩、自分と向き合い誠実に努力する様子、すべてが個性的で、どこか応援したくなります。あとがきでは2012年に再度寄せられたメッセージが書かれていて、この本が出された後のエピソードも載っています。起業してからの様子は、何か成し遂げたい、大金持ちになりたいという様子は本人もそうおっしゃっているように、全く感じられません。なにより奥様と子供を養いたい、家族のように大事な社員を守りたい、そんな経営の様子が伝わります。エピローグの最後に、こう書かれている。身動きが取れないことに絶望的になって、自ら命を絶ってしまうくらいなら、誰も追ってこないところまで、全力で逃げればいい。今後の家入さんの動向に注目し、応援しながら、著書でもらった勇気を胸に自分も生きたいと思う。
ゼローなにもない自分に小さなイチを足していく
まず、この本で感動を受けた部分を紹介したい。
「僕にはどうしても伝えたい思いがあり、どうしても成し遂げたい夢があるからだ」とこの本で、語られてこなかった本人の人生を語る決意が綴られた部分。
「僕にとってはじめての理解者であり、真っ暗な道に光をさしてくれた人、星野先生。もしも再会できることがあったら、泣き出してしまうかもしれない。いまの僕があるのは、間違いなく星野先生のおかげなのだ。」と小学校の恩師への思いをつづられている。「勉強とは大人を説得するツールだ」九州出身の堀江氏。九州大学へ進学すれば、自宅からの通学の可能性が出てしまう。大阪や名古屋をめざす気にもなれない、いくなれば東京。早稲田や慶応の東京の私立大へ行くのは金銭的に無理。一橋もご両親が知っているか怪しく、一橋や早慶よりも九大のほうが偉いと思っているのが九州人のメンタリティのようである。圧倒的な説得材料、それが東大だった。
堀江氏の口から語られる、イチを足していく足し算の考え方、努力をする、実行する力をくれる、素敵な本です。育った環境や、受けた教育、選んだ道はそれぞれ違うし、過去は誰にでもあるし、未来も生きている限りある。堀江氏と自分の違いは、環境でもなく、頭の良さなどでもなく、今を生きている実行力ではないだろうか、そんな考えに陥った。この本の最後に、読者に堀江氏は、「はたらこう」と投げかけている。働くことで、時間を犠牲にしてお金を得るのではない、働くことで得られたもの、描ける未来、そんなワクワクが伝わってくる本である。さあ、僕の話はもうたくさんだ。あなた自身の「ゼロからイチ」を見せてほしい。非常に活力をくれる、いますぐ何か始めたい、いっちょオレもがんばるぞ、そう思わせてくれる本です。
夢がなくても人は死なない好きな仕事を探すより、仕事を好きになりなさい
【対談】
渡邉美樹(ワタミ社長)
住谷栄之資(キッズシティージャパン社長)
三田紀房(漫画『ドラゴン桜』著書)
藤原和博(杉並区立和田中学校校長)
「下流社会」の著者、三浦展さんの著書です。インタビューに答えるような形なので、読みやすいです。対談をしている人も、活力に溢れ成功している方ばかりで、勉強になります。 冒頭では、仕事がイヤになったときの「御教訓」カレンダーとして30日分の教訓が綴られています。この部分を見て、面白そうだと思い、読んでみました。
三浦さん自身の学生時代や育ち、時代背景などもわかり、現代の若者に対する強いメッセージが語られています。語られている口調はフランクで時に過激になり、受け取る方としてはとても痛快に感じます。
対談をしている方々も、それぞれの生き方を交えながら若者への要求を含んだメッセージを投げかけています。 読むだけで少したくましく強く生きられるような気持ちになります。働く意味に迷ったり、仕事に疲れたり、学校がしんどいと感じたりしたとき、ぜひ読んでみてください。
起業家
渋谷ではたらく社長の告白と同時に読みました。
前回は、生い立ちや会社の創業期の話がメインでした。経営者としての手腕が、この本の中でみると、アメーバ事業の際に大きく変化しているのではないかと感じました。
驚くことに、東京の電車に乗っていて若い男女が就職の話をしていました。
非常に頭の良さそうで、頼りがいのありそうな男性と、見た目が派手で頭の回転が速そうな女性が会話の中で、外資系企業の良さについて語りながら最終的に行きたい企業はサイバーエージェントだと言っていました。何が学生を惹きつけるのか、自分は藤田社長のファンでもあり、アメーバ好きであるし、恋するフォーチュンクッキーでの社内の美人の多さもあるがゆえに、サイバーエージェントで働きたい気持ちが分からなくもないですが、本当に人気の就職先でもあるようです。
この本で初めて知ったのですが、サイバーエージェントは長く働くことを奨励しているようで、ベンチャーという企業の響きとは異なった制度も多いようです。
HPで確認してみると、育児をする女性の様子であったり、男女比率であったり、そういったものも描かれていました。本の内容に関してですが、後半のアメーバを推し進めていくシーンは読みながら自分が当事者のようにハラハラし、そしてどんどん展開が気になるため、一気にサクサクと読み進めました。
渋谷ではたらく社長の告白のときは、口調が穏やかに感じられない部分や、感情的に感じられる部分もありましたが、この本は、怖いくらいに冷静で語り口は淡々と、さらに読まれることを前提に書かれている気がしました。経営者として、もしくは上司としてでも怖い気もしますが、それでもアメーバを進める様子は非常に共感でき、この人に付いていきたいと現場の方々も感じていたことと思います。
采配
中日ドラゴンズ監督時代の話をつづっている。いかにして、采配し、チームを勝利に導くかを説いている本。常勝軍団の中日がしてきたこと、監督としてコーチや選手との接し方、これをビジネスマン、サラリーマンに向けても分かるように説明している。
印象に残ったのは、荒木・井端のコンバートの裏側。岩瀬に対する信頼感。日本シリーズでの交代の裏側。驚くような開幕投手選出の裏側。
時間が経ってから解説される監督の采配。とても納得できるし、どの言葉も間違っていないと思う。
「若者諸君、成長したけりゃ結婚しよう」
「一兎だけを追え」
「仕事の成果と幸せに生きることは別軸で考える」
とても響く言葉が多くあります。
半径5メートルの野望
はあちゅうこと伊藤春香さん。
U25サバイバルマニュアルシリーズの本で知りました。
ファンです。顔もむっちゃかわいいと思う。生きている、という感覚をものすごく感じる人です。文章も感情に溢れていて、パワーが本から出てきそうな勢いです。読んでいて説教されているような、そんな感覚にもなる。自分の人生において削るものを決める、この概念、最近あった友人にもアドバイスされました。それこそ八方美人で生きてきたし、まだ何も諦めてない。友人は結婚が決まったらしく、都会生活とか贅沢とか、仕事の情熱とか、出世とか、取捨選択しているようだ。会いたい、という人に関しての記述も、自分がその人に会うのにふさわしい自分にさえなれば然るべきタイミングで会える、とあります。夢を叶え続けるの章では、小さな欲望をもっと一大事にとらえて叶えていくようにするべきだと述べています。少し叱られているような気持ちになり、自分に足りない部分なのだと思います。悩みに関して、悩んでいるフリをして逃げている人に言及しています。行動に移すのが怖いから悩んでいるフリをしている、これでは夢はかなわない、そう断言されています。ポジティブなパワーに圧倒されて、本を読み終えました。キャリアは50年戦争、2~3年で決着をつけない、そういっています。
はあちゅうみたいなポジティブなパワーは、今は眩しい。キラキラしているけど、おそらく今の自分が会っても相手を疲れさせてしまうだけじゃないかとすら思う。あふれ出るパワーとスピード感、何十倍もの速さで生きているのではないかと思う。それでもどこかで、歳もそんな離れてないし、いつか追いつきたいと思ってしまう。どこかで失敗して疲労しているときなんか、自分みたいな草食風男子でもチャンスがくるのではないかと思ってしまう。こんな小物の意見には、目もくれずに進んでいくだろうし、会うには時間かかりそうだ。できるなら独身のうちに会いたい。急げおれ。
記事作成編集後記
いままで読んできた書籍と、その感想記事をまとめてみました。
少し前に書いた文章を集めたので、いまの自分とは少し環境がちがったりします。特に休職中に読んだ本が多かったので、生きる勇気をもらえるような、仕事のモチベーションが上がるような言葉を集めていたように思います。
いまでも、また読みたい、実際に著者に会ってみたいと思うことがあります。
どなたも、人生を楽しみながら、前向きに、決して歩みを止めずに、努力をされているように感じます。ときには息抜きをしたり、もちろん立ち止まって考え込んだりすることもあるのだと思いますが、様々な経験を、本を通じて言葉にして伝えてくださり、その言葉で読んだこちらが、前向きになって、頑張ろうと思えます。
私の個人的なチョイスですので、偏りがあるかもしれませんが、ぜひ読んだことのない書籍があり気になるものがありましたら、読んでみてください!