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【プロ野球】

山田、粘りの投手強襲決勝打 ヤクルト延長戦で勝利

2016年7月24日 紙面から

10回表2死二、三塁、山田が投手強襲適時内野安打を放つ(篠原麻希撮影)

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◇ヤクルト3−1中日

 中日はミスから延長戦を落とした。1−1の延長10回にヤクルトは守備の乱れを突き、山田、雄平の適時内野安打で2点を勝ち越した。先発の山中が8イニング1失点、2番手のルーキが5勝目、3番手の秋吉が7セーブ目を挙げた。中日は借金が今季最多の9。

 投手戦からの延長戦を、ヤクルトが粘りでモノにした。決着をつけたのは、祖父江のグラブをはじいた山田の投手強襲内野安打。1−1で迎えた10回、相手失策も絡め2死二、三塁の好機に決勝点をもぎ取り、「フォークは頭になくて打たされたけど、プロの世界は結果がすべて。当たりは良くなかったが、ヒットになって良かった」。

 中前打で出た2回には、23個目となる盗塁を決め、先制点に結び付いている。目標に掲げる2年連続トリプルスリーは十分視野の内。本塁打はDeNA・筒香と競っているが「本塁打王は取れればいいけど、そんな簡単じゃない。皆さん(報道陣)から三冠とかいろいろ言われるので、(筒香には)早く抜いてほしい。まだ50試合あるからどんどん盗塁したい」と、キングの座には執着をみせず、あと1発、あと7盗塁に迫っている30本塁打、30盗塁クリアに集中していた。 (竹村和佳子)

 

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