G20 2日目 テロ資金封じ込める対策など議論

G20 2日目 テロ資金封じ込める対策など議論
k10010606451_201607241212_201607241214.mp4
中国で開かれているG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議は、2日目の討議に入りました。イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱を巡る初日の討議に続き、24日はテロ資金を封じ込める対策などを議論し、討議の成果をまとめた声明を発表し、閉幕します。
23日、中国・四川省の成都で開幕したG20は、初日、イギリスのEU離脱が世界経済に及ぼす影響を集中的に議論したのに続き、24日午前、2日目の討議に入りました。
24日は、世界各地でテロ事件が相次いでいることを受けテロ資金を封じ込める対策や、いわゆるパナマ文書の問題で明らかになった国際的な課税逃れへの対応などについて議論することにしています。
そして討議の成果を、「声明」として取りまとめ、議長国の中国が24日午後、発表する予定です。
声明では、イギリスのEU離脱が世界経済の先行きに対する不透明感を高め成長を下振れさせる新たなリスクになっていることを明確に示す見通しです。
そのうえで、G20各国が金融政策や財政政策など、あらゆる政策を総動員し、世界経済の安定成長に向け協調する方針を改めて示すことにしています。