東海 NEWS WEB

ニュース詳細
リュウゼツランの花 開花

07月24日 12時28分

リュウゼツランの花 開花

3004232691_20160724123640.mp4

数十年かけて成長し、1度しか咲かないと言われるリュウゼツランの花が、三重県志摩市にある三重大学の実験施設で開花し、鮮やかな黄色の花が施設に彩りを添えています。
リュウゼツランの花が咲いたのは、志摩市の英虞湾の離島、座賀島にある三重大学の実験施設です。
高さ10メートルほどの茎から枝が伸び、その先に黄色い花が咲いています。
今年5月に茎が伸び始め、1日に10センチを超えるペースで伸び続け、最近、花が咲き始めたということです。
リュウゼツランは、中南米原産の厚い葉を持つ多年草で、30年から50年の間に、1度だけ茎を伸ばし、黄色い花を3週間ほど咲かせるということです。
実験施設のリュウゼツランは、所長の木村清志教授(63)が、38年前に山口県でもらって持ち帰り、施設の敷地に植えて育ててきました。
木村教授は、「花が咲くまでにもっと時間がかかると思っていたので、自分が定年退職する前に花を見られてうれしい」と話していました。
なお、この実験施設は離島にあり、一般の人は訪れることができません。

東海のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ