米軍北部訓練場(沖縄県東村〈ひがしそん〉など)のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を沖縄防衛局が再開してから一夜明けた23日、移設予定地に近い東村高江周辺では、早朝から平和団体のメンバーや住民ら約80人が集まって抗議の声を上げた。
移設予定地につながる進入口では、反対派がバリケードとして置いていた車やテントが22日に撤去され、代わりに沖縄防衛局がフェンスを設置。その周囲を防衛局職員らが取り囲み、さらに警察官が壁をつくり、反対する住民らが近づけないようにしている。
23日午前9時半すぎ、警察車両に先導されて重機や資機材を積んだトラックが進入口に横付けされると、反対派は「工事をやめろ」「基地を造るな」などと声を上げた。(岡田玄)
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