ソウル=牧野愛博
2016年7月24日12時12分
北朝鮮の海外向けラジオ、平壌放送が最近、16年ぶりに乱数表の放送を再び始めた。かつて、韓国に潜む北朝鮮スパイへの連絡手段だったが、突然放送を再開した背景に関心が集まっている。
平壌放送は6月24日と7月15日、いずれも深夜午前1時過ぎから十数分間にわたって、アナウンサーが乱数表を読み上げた。
6月24日は「全国の地質踏査隊員のため、通信教育大学の物理学復習課題を伝える」と説明。7月15日は「27号踏査隊員の数学実習課題」とし、「何ページの何番」という形式で、数字を延々と読み上げた。
北朝鮮はかつて、韓国や日本に…
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朝日新聞国際報道部
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