太陽光発電の飛行機 世界一周へゴールに向け出発
世界で初めて太陽光発電の動力だけで世界一周に挑戦している飛行機が、最後の経由地のエジプトを出発し、順調にいけば今月26日にゴールのUAE=アラブ首長国連邦に到着する見込みです。
世界一周に挑戦しているのは、スイスで開発された「ソーラー・インパルス2」で、ジャンボジェット機に匹敵する72メートルの長さの両翼に太陽電池が取り付けられ、4基のプロペラを動かします。
この飛行機は去年3月にUAEの首都アブダビを出発し、東方向に日本やアメリカなど各地を経由しながら、太陽光発電の動力だけでは初めてとなる世界一周を目指してきました。当初はおよそ5か月で達成する計画でしたが、途中、悪天候やバッテリーの故障などに見舞われて旅は1年4か月以上にわたっています。
飛行機は最後の経由地のエジプトの首都カイロにある国際空港で整備を終え、23日夜、操縦するスイス人の冒険家、ベルトラン・ピカールさんが記者会見しました。
ピカールさんは出発を前に、「とても暑い地域を通るため難しいフライトになるが、最後の試練を乗り越えたい」と述べ、気を引き締めていました。
その後、飛行機は風の弱い時間帯を見はからって滑走路からゆっくりと飛び立ちました。飛行機は順調にいけば今月26日にゴールのアブダビに到着する見込みです。
この飛行機は去年3月にUAEの首都アブダビを出発し、東方向に日本やアメリカなど各地を経由しながら、太陽光発電の動力だけでは初めてとなる世界一周を目指してきました。当初はおよそ5か月で達成する計画でしたが、途中、悪天候やバッテリーの故障などに見舞われて旅は1年4か月以上にわたっています。
飛行機は最後の経由地のエジプトの首都カイロにある国際空港で整備を終え、23日夜、操縦するスイス人の冒険家、ベルトラン・ピカールさんが記者会見しました。
ピカールさんは出発を前に、「とても暑い地域を通るため難しいフライトになるが、最後の試練を乗り越えたい」と述べ、気を引き締めていました。
その後、飛行機は風の弱い時間帯を見はからって滑走路からゆっくりと飛び立ちました。飛行機は順調にいけば今月26日にゴールのアブダビに到着する見込みです。