7/23/16

Aho

私の財布にはマレーシアの大手銀行のキャッシュカードが入っています。
緊急時に13億ルピア、マレーシアなら35万リンギ(約¥1千万円)の現金がおろせます。 
突発事故などが起こった時に現金を引き出して病院の治療費やヘリコプターなどの航空機をチャーターして緊急帰国できるようにしているのです。

今回プラチナ・ラインが観たいというので、この方を自生地に案内しました。
レンズとボディで¥50万円もするというカメラで撮影しているのですが、短パンにサンダルの軽装です。
熱帯の湿性林には多種の毒蛇、マラリア寄生虫他得体の知れない危険が一杯なのです。
この無防備な軽装はどう見てもマトモな性格とは思えないのです。
突発的な事故にでも遭ったらどうするのでしょうか?

この方は年収300万円程度のペーペー至極、命の値段も格安ですから、何が有っても構わないのでしょうが、万が一事故にでも遭ったら、案内同行した現地人ガイドや私が迷惑するのがわからないようです。 

そう云えば、昨年も倉敷のズルハッゲーが短パンとサンダルでジャングルに飛び込んで行き呆れました。
この人もサラリーマン上がりのペーペー至極でした。

人其々の価値観は知る由もありませんが、外国での突発事故にはカネの力がモノを云うものですから、ビンボー人ほどしっかり心して行動するべきです。
ましてや同行している人の気持ちが理解できない性格なのなら「安モノ」扱いされても気にならないのでしょう、けど。