昨日のお話からの続きですが、よろしければお付き合いください……。
『上野恩賜公園』内の噴水の前でひと休みしていたときのこと。ふと『東京国立博物館』の方向に目をやると、午後四時を回ったにもかかわらず、まだお客さんが入場していました。不思議に思って券売機のほうへ行ってみると、何とこの日は午後六時まで開館とのことでした。なので……。
夕涼みがてら、久しぶりに入ってみましょうか(笑)。「特別展」も鑑賞できるチケットを買おうかと迷いましたが、時間はすでに午後四時九分と、閉館まで二時間を切っています。今日のところは「総合文化展」……いわゆる常設展だけにしておきましょう。この常設展だけですと、入場料は六百二十円です。
入場口からの眺め……かなり広大な敷地ですよね。えっと、正面が「本館」……。
向かって左側にあるのは「表慶館」です。
そして右側には「東洋館」があります。では、さっそく「本館」から回ってみましょう。この「本館」の展示物は日本国内の歴史的価値のある芸術品などが、主に展示されております。
すごく重厚な入口ですね。この外観は、僕が物心ついたときからほとんど変わっていませんが、初めてここを訪れたのは、かれこれ半世紀ほど前でしたっけ(遠い目)。それはさておき……。
玄関先のにある人工の水辺。一見涼しげですが、実際は焼け石に水状態。夕方近くになっても気温は三十度を切りません(大汗)。早く館内に入って涼みましょう……。
博物館内部は思った通りの冷房の効きかた、天国のようです。でも、展示物をゆっくり観ていたらだいぶ身体が冷えてきたので、裏手の庭園に出てみようかと思ったところ、あいにく外に出ることはできませんでした。
一階の展示をひと通り鑑賞、では二階に上がってみましょう。石造りの階段に設置された照明や、自然光を取り入れる天窓などの造形に、歴史の深みを感じます。
で、二階もゆっくり巡回していると、あっという間に午後五時になっておりました。
これはヤバい(汗)!!! このペースでは他が回れなくなりますね。そこで、慌てて「東洋館」に移動しました。こちらはアジア圏内や、エジプトなどの展示物が主に鑑賞できます。
※いちおう閲覧注意!!!
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例えば、エジプトのミイラや石像などがありますが、とても圧巻ですね。
開かれた空間もとても心地よく、落とされた照明などもいい雰囲気です!!!
こちらもゆっくり見物していたら、気づけば閉館二十分前、急いで「表慶館」に向かったものの、こちらは現在は門が閉ざされておりました。そこで……。
「池田屋敷の表門」の前を通過して……。
「法隆寺宝物館」に入館することにしました。でも、なんか人の気配を感じませんね(汗)……。
でも、閉館ギリギリに訪れて、かえって良かったような気もします。何十体も並ぶ仏像の展示室は僕ひとりだけ、とても厳かな気持ちに浸ることができました。でも、気づけば閉館五分前……。やっぱり、特別展も含めてじっくり鑑賞しようと思うと、半日ぐらいの余裕は見ておいたほうが良さそうです(汗)。
この暑い時期の休日、このような博物館の楽しみかたも良いものですね。よろしければみなさまも、ぜひお出かけされてみてください(笑)!!!
●昨日歩いた歩数……一万六千二百三十三歩、そこそこの距離を歩けました。
気がつけば、このブログを始めてから六百万歩以上歩いていますね。涅槃まで三往復(笑)……。これからは不定期な更新となりそうですので、「昨日歩いた歩数」の表示は外すことにしようと思います。