18~21日に豪雨に見舞われた中国河北省政府は23日夕、同省で洪水や土砂崩れなどの災害による死者が114人に達し、111人が行方不明になっていると発表した。同政府によると、緊急避難した住民は30万人に上り、約5万3千戸の家屋が倒壊したという。
地元報道によると、被害が集中した邢台市の董暁宇市長は、関係幹部の応急措置の能力が足りず、被災状況の統計の報告が遅れ、内容も不正確だったなどとして謝罪した。
国営中央テレビによると、今回の豪雨による被害は河北省を中心に北京市、天津市、山西省、遼寧省など10市・省・自治区に広がっている。23日午後5時現在の中国政府の集計では死者132人、行方不明者113人。直接的な経済損失は約3300億円となっている。(北京=西村大輔)
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朝日新聞国際報道部
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