G20財務相会議 英EU離脱の影響など議論へ
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G20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議が今月23日から中国で開かれます。イギリスがEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決め、先行きに不透明感が増すなか、世界経済の安定した成長にむけG20でどのような議論が行われるのか注目されます。
G20の財務相・中央銀行総裁会議は今月23日から2日間、中国・四川省の成都で開かれ、日本からは麻生副総理兼財務大臣と日銀の黒田総裁が出席する予定です。
世界経済は、先月、イギリスが国民投票でEUからの離脱を決めたことで、先行きへの不透明感が広がり、一時1ドル=99円台まで円相場が急騰するなど金融市場が激しく動揺しました。また、IMF=国際通貨基金がユーロ圏19か国の来年のGDP=域内総生産の伸び率の見通しを0.2ポイント下方修正するなど実体経済への影響も懸念されています。
今回はイギリスのEU離脱が決まって初めて開かれるG20で、麻生副総理は先週15日の記者会見で「離脱の影響を最小限に抑えないといけない。ただ、分からない話が多すぎるので、まずはEUやイギリスの話を聞いてみる必要がある」と述べました。
会議では、いったん落ち着いている金融市場の動向のほか、アメリカの追加の利上げや中国をはじめ新興国の景気減速など世界経済が抱えるリスクが議題になるとみられ、世界経済の安定した成長にむけG20でどのような議論が行われるのか注目されます。
世界経済は、先月、イギリスが国民投票でEUからの離脱を決めたことで、先行きへの不透明感が広がり、一時1ドル=99円台まで円相場が急騰するなど金融市場が激しく動揺しました。また、IMF=国際通貨基金がユーロ圏19か国の来年のGDP=域内総生産の伸び率の見通しを0.2ポイント下方修正するなど実体経済への影響も懸念されています。
今回はイギリスのEU離脱が決まって初めて開かれるG20で、麻生副総理は先週15日の記者会見で「離脱の影響を最小限に抑えないといけない。ただ、分からない話が多すぎるので、まずはEUやイギリスの話を聞いてみる必要がある」と述べました。
会議では、いったん落ち着いている金融市場の動向のほか、アメリカの追加の利上げや中国をはじめ新興国の景気減速など世界経済が抱えるリスクが議題になるとみられ、世界経済の安定した成長にむけG20でどのような議論が行われるのか注目されます。