任天堂の出資会社が開発したスマートフォン向けのゲーム「ポケモンＧＯ（ゴー）」の国内配信が２２日午前、始まった。先行してサービスを開始した欧米などでは爆発的な人気を集めており、国内でも配信を心待ちにする声が高まっていた。反面、海外ではスマホ画面を見ながら屋外を歩く人がけがをするなどのトラブルが多発しており、国内でも利用者のマナー向上が求められそうだ。

実は身近にウヨウヨ…ただし

　ポケモンＧＯは、人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズのキャラクターを使ったスマホ向けゲーム。衛星利用測位システム（ＧＰＳ）を使って外を歩き、現実世界を舞台に架空の生き物「ポケモン」を捕まえて集める仕組みだ。専用アプリ（ソフト）をスマホに取り込めば無料で遊べるが、ゲーム内で使う一部の道具を入手するのは有料となる。

　遊び方は、ポケモンＧＯのアプリを起動させたプレーヤーの近くにポケモンが現れると、スマホが振動して通知。画面の地図上に表示されたポケモンを指で叩けば、ポケモンが画面を通して現実の風景の中に登場する。プレーヤーは画面上のモンスターボールを指ではじいてポケモンに投げつけると捕まえることができる。捕まえたポケモンを育てたり、プレーヤー間で対戦や交換したりもできる。

まず「偽アプリ」そして“歩きスマホ”ご注意