ロシア五輪委員会 ドーピング無関係の選手出場を
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国家主導で組織的なドーピングを行っていたと指摘されたロシアの選手が来月のオリンピックに出場できるかどうか注目されるなか、ロシアは387人のオリンピック選手団を決定し、ドーピングと関係のない選手の出場は認められるべきだと主張しました。
ロシアオリンピック委員会は、国際陸上競技連盟が組織的なドーピングを理由に、ロシアの陸上選手の、来月のリオデジャネイロオリンピックへの出場を原則として認めなかったのを不服として、今月2日、CAS=スポーツ仲裁裁判所に提訴しています。
今月21日に出される予定のCASの裁定は、国家主導で組織的なドーピングを行っていたと指摘されたロシアの選手のリオデジャネイロオリンピック出場を認めるかどうかを検討するIOC=国際オリンピック委員会の判断にも影響を与えるとみられています。
これを前にロシアオリンピック委員会は20日、モスクワで幹部会議を開き、リオデジャネイロオリンピックのロシア選手団387人を決めました。選手団には、陸上選手も含まれており、会議のあと記者会見したロシアオリンピック委員会のジューコフ会長は、ロシアの選手はこの半年間、外国の反ドーピング機関の監視下にあり、ドーピングとは無関係だと強調しました。そのうえで、「IOCはクリーンな選手の権利を守らなくてはならない」と述べ、ドーピングと関係のない選手の出場は認められるべきだと主張しました。
今月21日に出される予定のCASの裁定は、国家主導で組織的なドーピングを行っていたと指摘されたロシアの選手のリオデジャネイロオリンピック出場を認めるかどうかを検討するIOC=国際オリンピック委員会の判断にも影響を与えるとみられています。
これを前にロシアオリンピック委員会は20日、モスクワで幹部会議を開き、リオデジャネイロオリンピックのロシア選手団387人を決めました。選手団には、陸上選手も含まれており、会議のあと記者会見したロシアオリンピック委員会のジューコフ会長は、ロシアの選手はこの半年間、外国の反ドーピング機関の監視下にあり、ドーピングとは無関係だと強調しました。そのうえで、「IOCはクリーンな選手の権利を守らなくてはならない」と述べ、ドーピングと関係のない選手の出場は認められるべきだと主張しました。