こんにちは!zaki@neoneet_zakiです。
あなたは「サクラ大戦」を知っていますか?
1996年にSEGA(セガ)からセガサターン用ソフトとして発売された「ドラマチックアドベンチャーゲーム」です。
全く知らない人が名前と画像だけ見ると「どうせギャルゲーみたいなもんだろ?」って思うじゃん?
違うんだよなー・・・
それじゃ極力ネタバレしないように「サクラ大戦」の内容を説明します。
サクラ大戦とは
大正ロマン・ロボット・オカルト・恋愛・歌劇・時代劇等の様々な要素がふんだんに盛り込まれたセガの集大成とも言える作品である。
2作目の「サクラ大戦2」では50万本を超える売り上げを記録し、CESA大賞、96年年間作品部門大賞を受賞した。
要するにセガの看板作品になったのですね。
当時セガサターンは、PS1との競争にかなり劣勢だったのですが、この「サクラ大戦」があったから踏みとどまれた部分もあるような気がします。
もちろんゲームだけにとどまらず、アニメ化やコミック化、舞台化やドラマCD化など幅広く展開されていきました。
サクラ大戦シリーズ
サクラ大戦
ここからサクラ大戦の伝説が始まりました。
斬新な戦闘システムと、最高のBGM、程よい恋愛要素、大正という時代設定と霊力や降魔というオカルト要素。
そしてヒロインたちは表向きは歌劇団のスター達という当時としては珍しい設定。
そこにロボットが加わり、「あれ?こんな詰め込んで大丈夫?」的なレベルで様々な要素が詰め込まれた作品です。
結果的に「詰め込みまくって大丈夫です!」となりました。
全ての要素がバランスよく混ざり合い、「サクラ大戦」という最高の作品を作り上げたのです。
サクラ大戦のすべての基盤は、この時点で完成しています。
後にPS2でリメイク版である「サクラ大戦・熱き血潮にも発売されています」。
サクラ大戦2~君、死にたもうことなかれ~
ヒロインを2人追加し、新たな敵勢力が出てくるサクラ大戦2作目。
シリーズ最大の売り上げを記録し、後の作品の戦闘システムの基盤である「風林火山」もこの2で追加された。
グラフィックやムービーも大幅に進化し、シリーズファンを多く獲得したであろう作品である。
サクラ大戦3~巴里(パリ)は燃えているか~
個人的に最高傑作である「サクラ大戦3」、舞台をパリに移し、ヒロインが全て一新されている。
ここからハードをセガサターンから悲劇のハード・ドリームキャストに移している。
この3のオープニングムービー当時3億円かかったと言われていて、初めて見た時は素直に「鳥肌が立った」。
メロディーや歌詞もさることながら、当時のゲームでここまでのオープニングムービーは中々お目にかかれないのではなかろうか。
<サクラ大戦3OP>
ちなみにメインヒロインである「エリカ・フォンティーヌ」の声優はタッチの朝倉南でおなじみ「日高のり子」さんである。
サクラ大戦シリーズの歌は、ほぼ全て声優さん達によって歌われているのでその歌唱力には脱帽する。
舞台でも声優さん達が生歌で歌ってくれているので、気になる人は見てみるといいだろう。
サクラ大戦4~恋せよ乙女~
シリーズ集大成となる4作目。
一旦この「サクラ大戦4」で物語はグランドフィナーレを迎える。
日本と巴里(パリ)の歌劇団が集合し、総力戦で敵対組織との最終決戦に挑む。
シリーズファンを対象に作られているため、ここからプレーするのはお勧めできないが、往年のファンにはたまらなく熱い作品であった。
この四作目までは主人公は一貫して「大神一郎」であり、大神一郎の物語はここで区切られることとなる。
個人的には、このサクラ大戦4までが至高だと思っているので、5作品目はプレーはしたものの、4までの作品ほど熱くはなれなかった。
サクラ大戦シリーズはこの4で個人的には完である。
サクラ大戦Ⅴ~さらば愛しき人よ~
舞台を紐育(ニューヨーク)に移し、主人公・ヒロインすべてが一新されスタートしたサクラ大戦シリーズ5作目。
戦闘システムに大幅な変更がなされた。
以下Wikipediaより引用。
戦闘パートはサクラ大戦で3作目から採用されている「ARMSゲージ」を使用したシステムだが、次のように大幅にシステムが変化した。
「エリア移動」や「空中・地上分戦」といった、複数領域を移動しながらの戦闘がある。
ランダム発生だった「連携攻撃」がプレイヤー任意に変更され、ランダムで「三人連携」も発生するようになった。それらに伴って「連携度」というパラメータが登場。
特定のイベントや、連携攻撃を使用すると上昇し、連携攻撃の威力が上がり、連携時のセリフも変化する。
作戦コマンドが「風・林・火・山」から「心・技・体」に変更された。
隊長が隊員をかばう「かばう」に加え、隊長が隊員を呼び寄せる「ヘルプミー」が追加された。
回復や連携攻撃にも気力値を使うようになった。また、アドベンチャーパートで得た信頼度によって、戦闘開始時の気力の初期値が変化するようになった。その関係で、必殺技、合体技の発動に必要な気力値が変更された。
「行動コスト」という概念の導入により、ターンの回ってくる順番がその時の行動によって変わるようになった(例えば、全く行動せずにターンを終了すれば次のターンが速く回ってくる。逆に行動コストを大幅に消費する「エリア移動」などを行うと、ターンの回ってくる順番が遅くなる)。
スター各機に特殊効果が設定され、同じエリアにいるスターに効果を与えるようになった。
隊長度や連携度といったパラメータを2周目以降のプレイに引き継げるようになった。
シリーズ恒例の、アニメーションによる各キャラクターの必殺攻撃・各ヒロインとの合体攻撃は健在だが、本作ではゲーム中での機体のバージョンアップイベントが無いため、必殺技が人型形態と空戦形態でそれぞれ一種類ずつである(主人公の新次郎のみ2週目以降究極必殺技が使用可)。
戦闘時の華撃団参上決め台詞は舞台が紐育ということもあってか、「イッツ・ショータイム!」に、また命令への返事が「イエッサー!」に変化している。(本来「サー」は男性に対して使われる語であるが、作中では女性であるラチェットからの命令に対してもこの返答が使われている) 引用 - Wikipedia
とまあ、かなりの戦闘システムに変化がありました。
ですが、楽しみにしていた私的には「なんか違う」となってしまった作品です。
OPも今まで程熱くなれませんでしたしね。
個人的にはやはり4で「サクラ大戦」は完結していたようです。
で、要するにどんなゲームよ?
簡単に言うと(簡単に言えないが)大正時代っぽい世界観の日本で、美人だらけの秘密機関の部隊長になり、表向きは歌劇団として活動しながら、裏では悪の組織とロボットに乗り戦うといった感じ。
その中に様々な人間関係があり恋愛要素も楽しめるという、かなり欲張りな作品です。
ぶっちゃけゲーム興味なかったら、アニメだけでもいいと思うよ。
なんかあらゆるロマンを詰め込んだら名作になりました。的なとこもあるからねサクラ大戦は。
外伝的なゲームも結構出てるし、「ポケットサクラ」とかもあったんだぜ?
すごくない?
完全に「ポケットピカチュウ」の二番煎じだったけど当時はどこのおもちゃ屋にもポスターが貼ってあった。
戦場のヴァルキュリアの戦闘システムの元になった
サクラ大戦知らないけど「戦場のヴァルキュリア」はやったことあるって人もいるのではないかな。?
サクラ大戦の戦闘システムは、戦場のヴァルキュリアの戦闘システムとほぼ同じ感覚です。
戦場のヴァルキュリアも1作目はかなりヒットしたよね。個人的に「おお!サクラ大戦じゃん!」ってなったのはいい思い出。
まとめ
もし気になっている人は、古さを踏まえてもプレイする価値はあると思います。
比較的リメイクが多く出ているシリーズなので、古さもある程度カバーできるかな?
アニメが好きな人は純粋に、アニメだけ見るのも全然ありだと思うよ。
年代の割に「OPすごくね?」ってなると思うから是非。!
おわり!!
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