米国務長官 英とEUは良好な関係を
アメリカのケリー国務長官は、今月就任したイギリスのジョンソン外相と会談し、国民投票でEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めたイギリスについて、「EUからの離脱が円滑に進むことを望む」と述べ、国際的な課題を解決していくためにもイギリスとEUが良好な関係を維持し続けることが必要だと強調しました。
ヨーロッパを訪問中のアメリカのケリー国務長官は19日、ロンドンを訪れ、EUからの離脱を決めたイギリスの国民投票で離脱派を主導し、今月就任したジョンソン外相と会談しました。
会談後の共同記者会見でケリー長官は、内戦が続くシリアやイエメンの情勢について意見を交わしたことを明らかにしました。
そのうえでケリー長官は「イギリスのEUからの離脱が円滑に進むことを望む」と述べ、国際的な課題を解決していくためにも、イギリスとEUが引き続き良好な関係を維持することが必要だと強調しました。
これに対してジョンソン外相は「イギリスはEU離脱後もヨーロッパを離れるわけではない」と答え、関係の維持に取り組む姿勢を示しました。
また「イギリスとアメリカの関係が強く重要であることも変わりはない」と述べて、アメリカとの連携をこれまで以上に強化することで、イギリスの国際的な地位を保つことができるという考えを明らかにしました。
会談後の共同記者会見でケリー長官は、内戦が続くシリアやイエメンの情勢について意見を交わしたことを明らかにしました。
そのうえでケリー長官は「イギリスのEUからの離脱が円滑に進むことを望む」と述べ、国際的な課題を解決していくためにも、イギリスとEUが引き続き良好な関係を維持することが必要だと強調しました。
これに対してジョンソン外相は「イギリスはEU離脱後もヨーロッパを離れるわけではない」と答え、関係の維持に取り組む姿勢を示しました。
また「イギリスとアメリカの関係が強く重要であることも変わりはない」と述べて、アメリカとの連携をこれまで以上に強化することで、イギリスの国際的な地位を保つことができるという考えを明らかにしました。