２２日夜、岐阜県神戸町で警察のパトカーが不審車両の通報を受けて現場に向かう途中、路上にいた５０代の男性をはね、男性は胸などを強く打って死亡しました。
２２日午後１１時すぎ、岐阜県神戸町の町道で、不審車両がいるという通報を受けて近くの交番から現場に向かっていたパトカーが路上にいた男性をはねました。
警察によりますと、男性は近くに住む会社員、平田茂男さん（５８）で、病院に運ばれましたが胸や腰などを強く打っており、まもなく死亡しました。
現場は片側１車線の見通しのよい直線道路で、パトカーを運転していた大垣警察署地域課の３１歳の巡査部長と、助手席にいた２３歳の女性巡査にけがはありませんでした。
運転していた巡査部長は「対向車に気をとられていたら、ドンという音がして何かに乗り上げた」と話しているということで、警察で事故の詳しい状況を調べています。
大垣警察署の宗宮英雄署長は「亡くなられた方に対し心からご冥福をお祈り申し上げます。再発防止に向けた教育を徹底していきます」とコメントしています。