中国と北朝鮮の大規模見本市が中止へ
中国東北部で毎年秋に開催されてきた、中国と北朝鮮の企業による大規模な見本市が、ことしは中止される見通しであることが分かり、北朝鮮による核実験や弾道ミサイル発射でぎくしゃくしている中朝関係を反映した動きではないかという見方などが出ています。
北朝鮮と国境を接する中国東北部の遼寧省丹東では、2012年から毎年10月に、中国と北朝鮮の企業による大規模な見本市が開かれてきました。
関係者によりますと、ことしも、見本市の開催が予定されていましたが、会場の消防施設に不備が見つかり、改修に時間がかかるとして、見本市は中止される見通しになったということです。
中朝関係は、北朝鮮による核実験や弾道ミサイル発射でぎくしゃくしており、見本市の中止は、これを反映した動きではないかという見方が出ています。
また、丹東の同じ会場では先月開かれる予定だった、中国と韓国の企業による初めての見本市が、中国の習近平国家主席と北朝鮮高官の会談後に急きょ延期された経緯があり、中国側が今回、南北への対応でバランスを取ろうとしたのではないかという見方も出ています。
関係者によりますと、ことしも、見本市の開催が予定されていましたが、会場の消防施設に不備が見つかり、改修に時間がかかるとして、見本市は中止される見通しになったということです。
中朝関係は、北朝鮮による核実験や弾道ミサイル発射でぎくしゃくしており、見本市の中止は、これを反映した動きではないかという見方が出ています。
また、丹東の同じ会場では先月開かれる予定だった、中国と韓国の企業による初めての見本市が、中国の習近平国家主席と北朝鮮高官の会談後に急きょ延期された経緯があり、中国側が今回、南北への対応でバランスを取ろうとしたのではないかという見方も出ています。