対馬仏像「日本に返還を」

韓国政治団体が訪日会見

画像長崎県対馬市の比田勝尚喜市長(右端)と握手する崔容相氏ら=21日、対馬市役所 長崎県対馬市の観音寺から2012年に盗まれ韓国に持ち込まれた同県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」について、韓国の政治団体幹部らが21日、対馬市で記者会見し「窃盗は許されない。良心に基づき、日本に返すべきだ」と訴えた。

 会見したのは、従軍慰安婦問題などで日本政府に対応を求めている小政党「日帝・慰安婦・人権政党」の有志ら。崔容相代表は「日本に返した上で、仏像は両国の平和的交流の象徴として、韓国で展示会を開くなどして一般公開してもらいたい」と述べた。

 これに先立ち、団体幹部らと面会した比田勝尚喜市長は「韓国で返還運動を展開していることに感謝したい」と述べた。

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