独 列車の乗客襲った少年 家から手書きのIS旗
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ドイツ南部でアフガニスタン出身の難民の少年が走行中の列車の中でおのを振り回すなどして乗客5人がけがをした事件で、少年が住んでいた家から、過激派組織IS=イスラミックステートの手描きの旗が見つかり、警察が動機や背景を捜査しています。
この事件は、ドイツ南部のビュルツブルクの近郊で、現地時間18日夜、走行中の列車の中でアフガニスタン出身の17歳の難民の少年がおのを振り回すなどして乗客に襲いかかり、4人が大けが、1人が軽いけがをしたものです。少年は列車から逃げようとしたところを駆けつけた警察官に射殺されました。
地元の州政府の当局者は19日、地元メディアに対して、少年が住んでいた家から過激派組織ISの手描きの旗が見つかったことを明らかにしました。また、少年は当時、1人で電車に乗り、単独で犯行に及んだとみられるということで、地元メディアは、けが人のうち4人は香港からの観光客だと伝えています。さらに地元の州政府の当局者は、乗客の1人が少年が事件当時、アラビア語で「神は偉大なり」を意味する「アラー・アクバル」と叫んでいたのを聞いたことを明らかにしていて、警察が動機や背景を捜査しています。
少年は2年前にアフガニスタンから1人でドイツに入国し、難民向けの施設で暮らしたあと、2週間前にビュルツブルク近郊の家庭に引き取られたということです。
地元の州政府の当局者は19日、地元メディアに対して、少年が住んでいた家から過激派組織ISの手描きの旗が見つかったことを明らかにしました。また、少年は当時、1人で電車に乗り、単独で犯行に及んだとみられるということで、地元メディアは、けが人のうち4人は香港からの観光客だと伝えています。さらに地元の州政府の当局者は、乗客の1人が少年が事件当時、アラビア語で「神は偉大なり」を意味する「アラー・アクバル」と叫んでいたのを聞いたことを明らかにしていて、警察が動機や背景を捜査しています。
少年は2年前にアフガニスタンから1人でドイツに入国し、難民向けの施設で暮らしたあと、2週間前にビュルツブルク近郊の家庭に引き取られたということです。
IS系ラジオ「戦士が作戦を実行」
ドイツ南部のビュルツブルクの近郊で走行中の列車の中で少年がおのを振り回して5人がけがをした事件について、過激派組織IS=イスラミックステートにつながりのあるアマーク通信は19日、「ISの戦士が、ISと戦う有志連合の国々を狙えという呼びかけに応じて作戦を実行した」と伝えました。