米国の白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」の元幹部のデビッド・デューク氏(66)が22日、ルイジアナ州から上院選に立候補すると表明した。自らのサイトにアップロードした動画では、共和党の大統領候補のトランプ氏(70)が掲げる「米国第一」を以前から主張してきたと述べ、「トランプ氏と多くの米国市民が、私が長年にわたって推してきた政策を受け入れたことを喜んでいる」と語った。
デューク氏は共和党員として登録されているが、ルイジアナ州の共和党委員長は即座に「最大限の強さで、デューク氏が公職に就くことに反対する」と声明を発表した。
デューク氏は1989年から1期ルイジアナ州の議員を務め、その後もたびたび選挙に立候補している白人至上主義者。22日の動画では「ヨーロッパ系米国人の権利と歴史の尊重を求める」と発言した。(ニューヨーク=中井大助)
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朝日新聞国際報道部
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