ベンチの阪神・金本監督=マツダスタジアム(撮影・松永渉平)【拡大】
(セ・リーグ、広島4-2阪神、16回戦、広島12勝4敗、22日、マツダ)阪神の金本監督は、盗塁を仕掛けられた際の鳥谷の守備に苦言を呈した。捕手からの送球を2度捕れなかった遊撃手に「なぜあれ(送球)をスルーするのか。気の緩みか目とかの影響があるのか分からないが」と疑問を口にした。
顕著だったのは五回。1死一塁で走者のルナがスタートすると、梅野の送球はノーバウンドだったが、鳥谷がはじいてセーフ。記録上は盗塁となったが、結局これが失点につながった。鳥谷は2安打1打点ながら守備ではほころびがあり、走者が目に入ったかと問われると「多少は」と答えた。
阪神・香田投手コーチ(藤浪に)「(勝負球を)決めにいった時に力みから制球を乱していた」
高山(3安打1打点)「チームの勝ちにつながっていない。満足できない」