蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】DeNAの主砲・筒香、延長12回のサヨナラ弾含む2発で勝利に大貢献2016年7月23日 紙面から
◇DeNA3−2巨人DeNAが今季5度目のサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。2−2の延長12回1死で筒香が3試合連続の1試合2本塁打となる右越えの28号ソロで試合を決めた。ザガースキーが2勝目。 ◇ 誰もが期待しながら、それでいて信じられないような結末だった。DeNAの筒香が同点の12回1死、セ・リーグ史上初の3試合連続2本塁打となる劇的な28号サヨナラアーチ。仲間から水やスポーツドリンクで手荒に祝福されたヒーローは「強い打球を打ちにいって、ホームランになってくれて良かった」と表情を変えずに淡々と語った。 1本目は1点リードの6回1死、「球界で一番良い投手。そう簡単には打てない」と意識する菅野から放った。外角高めの148キロを逆らわず左翼席中段へ運ぶ技ありの一撃。初回に先制の中前適時打、4回に左中間二塁打を放ち、前回対戦まで今季12打数2安打と抑え込まれていた右腕を1人で打ち崩した。 2本目は今季4タコで「全然打てていない」左腕の山口から。内角の142キロを右翼ポール際の中段まで弾丸ライナーで飛ばした。直前に内角の変化球を空振りしてフルカウントとなり、「うまく開き直って打つことができた」と振り返った。 全3打点をたたき出した主将は「最終回の攻撃前、ベンチから『引き分けだったら意味がない』という声が聞こえた。選手一人一人が成長しているし、その声に乗せられて打てた」とチーム一丸の勝利を強調。ラミレス監督に「シンジラレナイ。私のキャリアで見たことがない」と激賞されても、「(記録には)興味ない。チームが勝てたことが一番うれしい」と繰り返した。 日本で配信が始まった全世界で話題のスマホゲーム「ポケモンGO」にも一切興味を示さなかった24歳。本塁打王争いを独走していたヤクルト山田に、ついに1本差に迫った。今の「筒GO」から目が離せない。 (小林孝一郎) PR情報
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