リオ五輪開幕前に安全確保を呼びかけ 外務省

リオ五輪開幕前に安全確保を呼びかけ 外務省
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外務省は、来月5日のリオデジャネイロオリンピック開幕を前に、現地への渡航を予定している日本人に、パブリック・ビューイングなど公共の場所での応援は避けるなど、十分に安全を確保するよう呼びかけています。
外務省は、「海外安全情報」で、来月5日からオリンピックが開催されるリオデジャネイロについて、「殺人や強盗といった凶悪犯罪のほか、観光客に対するひったくりや置き引きも多発しており、多くの犯罪には拳銃やナイフが使用されている」と指摘し、渡航にあたって十分に安全を確保するよう呼びかけています。
具体的には、パブリック・ビューイングなど公共の場所での応援は避けることや、競技場やイベント会場など不特定多数の人が集まる場所では細心の注意を払い滞在時間をできるかぎり短くすること、不審な人物を目撃したら速やかにその場を立ち去ることなどを挙げています。
また、外務省は、中南米を中心に感染が広がるジカ熱など、蚊を媒介とした感染症への対策も十分講じるよう促しており、特に、妊娠中や妊娠の可能性のある女性は渡航や滞在をできるかぎり控えるよう呼びかけています。
リオデジャネイロの日本総領事館では、渡航にあたっての注意事項や防犯対策などをまとめた冊子を作成し、現地の空港や観光案内所などで配布することにしています。