ロシア トルコへの航空定期便運航を一時的に制限

混乱するトルコ情勢を受けて、ロシアの航空当局は16日、トルコの最大都市イスタンブールや、ロシアで人気のある地中海沿いの保養地、アンタルヤなどへ向かう両国の航空会社の定期便の運航を一時的に制限すると発表しました。
ロシアの航空当局は「トルコの政治情勢がはっきりするまでの措置だ」としていて、トルコに滞在中のおよそ5000人のロシア人旅行客を帰国させるために飛ばす航空機には、ロシアからの乗客は乗せない方針です。
ロシアとトルコは、去年11月に、トルコ軍によるロシア軍機の撃墜を巡って対立を深め、ロシアは対抗措置としてトルコへのチャーター便の運航を停止し、年間400万人に上るとされるロシア人旅行客のトルコ訪問を制限するなどの経済制裁を科しました。
しかし、先月、ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が電話会談を行って関係を修復することで一致し、これを受けて、両国政府は近くロシアからのチャーター便の運航再開について協議する予定でしたが、今回の事態で見通しが立たなくなり、トルコの観光業にとってさらなる打撃になるとみられます。