先日ソフトバンクグループが英国の半導体設計大手ARM(アーム)ホールディングスを現金320億ドル(3兆3900億円)で買収することを発表して大きな話題になりました。
このARMはIoTの領域において、今後極めて重要な位置づけを持っていると言われています。こういったIoT関連のニュースが毎日世間を賑わしており、これから大きく伸びる分野の1つとして注目されています。
そこで今回は、2016年にCHANGE-MAKERSでご紹介した記事から、特に注目すべきIoT関連のトピックを抜粋してご紹介します。忙しくてIoTの動きが追い切れないという人もこの記事をチェックすれば、これからのIoTのポイントをおさえることができますので、ぜひご覧ください。
まずはIoTの全体像がわかる記事からご紹介します。
1. Nest社から見えてくるIoTの未来
ここ最近、経済ニュースでIoT(Internet of Things、モノのインターネット)という言葉を見ない日はありません。とはいえ、どこのメーカーもまだ試行錯誤の段階。「とりあえずスマホと連動してみました」という珍妙な製品も少なくありません。それでもやはり、かなり先進的な取り組みをしているベンチャー企業があります。その名はNest社。このベンチャーを見ていくと、IoTの未来像が掴めるかもしれません。
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2. バブルに踊らされず、IoTは現実の道を見つけろ|本荘 修二 特別連載
いまや流行語となったIoT。「モノのインターネット」として、ごく一般向けのテレビ番組でも特集されたり語られるようになった。しかし、そういうときは往々にしてピーク、つまりこれから下り坂に入るものなのだ。
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3. IoT近未来市場の華々しい予測~貴方はこれをどうビジネスにできる?
IoT、モノのインターネットという概念は、ここ数年急激にクローズアップされるようになっています。最近ますます、IoTによって展開される世界の具体的な姿が徐々にわかりはじめてきており、多くの人がなんとなく想像していた以上に大きなビジネスになろうとしていることが明らかになってきており、主要な予測を5つほど見てもその規模感を理解することができます。
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4. 遅れる「ニッポンIoT」~海外と日本におけるIoTの動向~
2015年10月にAWSは「AWS IoT」をリリースしました。また、IBMはIoTグローバル拠点を開設し、IoTのデータ分析にWatsonの技術を活用します。ITのトレンドとしてIoTの機運は高まりを見せている一方で、日本のIoT普及が遅々として進まないのが実情です。ものづくりのプライドを持っているはずの日本の出遅れにはどのような理由があるのか探っていきたいと思います。
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次はもう少し具体的なIoT関連の事例をチェックしてみましょう。
5. IoTで激変する、交通・運輸の世界
IoTは金融や医療、教育など様々な分野でその中心的存在として話題となっていますが、交通・運輸の世界においてもその存在感を感じずにはいられません。ITS (Intelligent Transport Systems, 高度道路システム)という言葉が出ているように、これまでよりも高度なシステムが開発・実用化されつつある、交通・運輸の分野。今回は事例を交えながら、IoTにより変化する交通・運輸業界についてご紹介します。
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6. ペットを飼っている人を安心させるIoT製品3事例
何かと注目を集めているIoTですが、実はじわじわと実用化し始めているのがペット関係のIoT製品なんです。
今回は、そんな「ペット×IoT」の事例を3つご紹介します!
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7. 介護支援にも活用されるホームセキュリティサービス:Z-Works
Z-Worksという企業のことを、ご存じでしょうか。IoTプラットフォーム「Life Engine」をクラウドサーバーの開発および運用を行っている会社で、中でも廉価なホームセキュリティサービス、あるいは住宅介護を支援するサービスを提供しているとして注目されています。IoTが在宅介護や施設の支援をする未来。
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8. 気象データとIoT
今回は気象データとIoT(モノのインターネット)について考えてみます。気象予報を例に考えればわかりやすいですが、膨大な気象データを解析して予報しています。つまり、ビッグデータやクラウドコンピューティングといった技術の領域です。では果たして、気象データがIoTに連携する意味やメリットがあるのでしょうか。
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9. 生活をおもしろくするIoT家電たち
家電というもっとも身近な存在がネットにつながることには大きな意義があります。ビデオやゲームがそうだったように、生活の現場から「革命」が起こることは良くあるからです。IoT家電の現状を見ていきます。
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10. 高効率&高品質なワイン造りをサポートするIoT事例3選
最近何かと話題となっているIoT技術ですが、巨大なワイン産業においてもきっと使われているだろう、と思ったのです。調べてみると、やはりありました。意外なことに、自家製ワインづくりに役立つIoT製品もあるようです。そこで本記事では、ワイン造りに活用されるIoT技術の事例を3つご紹介します。ワインに興味がある人も、IoTに興味がある人もぜひご覧ください!
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11. ストレス社会をタフに生き抜くフィジカルをつくる最新ガジェット12選
「体調管理も仕事のうち」とよく言われますが、朝から深夜まで働くハードな職場にいると、実際にコンディションを保つのは簡単ではないと思います。今回は、ストレス社会をサバイバルするためのサポート役になるような最新のIoTやサービスをご紹介します。
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12. モテるIoT家電はこれだ!厳選の16アイテムを紹介【2016年度版】
今回は多くの人が気になるであろう「モテるIoT」をという切り口で、最新のIoT製品をご紹介したいと思います。
何をもって「モテるIoT」とするかですが、今回は、
1.家に誘う口実になる、2.親密度を高めるのに役立つ、3.外見を磨くのに役立つ
という3つのポイントを中心にセレクトしました。ぜひ参考にしてください。
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最後に、IoTによって働き方やビジネスにどのような変化がおこるのか、参考になる記事をご紹介します。
13. 人間とモノをつなぐソーシャルロボットを貴方は愛せるか?
人と会話をしたり感情を交換できるのがソーシャルロボットだ。実は今、この開発に市場の注目が集まりつつある。厳密なソーシャルロボットの定義としては、社会的な行動ルールを守りながら人間とコミュニケーションをとることができる自律型ロボットということになる。人工知能の急激が進歩に歩調を合わせるように、そうしたAIを搭載したソーシャルロボットも驚くほどの進化を遂げており、すでにこうした商品が市場に登場しはじめているのだ。
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14. 日本に迫りくる2025年問題~ITにその解決策が期待される時代
2025年問題というのをご存知だろうか?日本の人口はいよいよ減少の一途を辿り、人口の20%を占める団塊の世代が後期高齢者となり、いよいよこの国が、かつて経験したことのない人口減少高齢化社会が到来する、と言われている。それが2025年だというのだ。今、この危機的な状況を救ってくれるものとして、大きく期待されているのがITとロボットのさらなる統合的導入による社会の変革だ。
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15. スマート工場、本格稼働にむけて加速
IoTの集合体といえるのが、「スマートファクトリー」(スマート工場)です。この分野では、ドイツが先端を走っており、「インダストリー4.0」と名付けて、国を挙げて推進を図っています。日本政府も2020年までにスマート工場を全国50カ所で生み出すことを目指しており、ドイツとの連携を発表しました。
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16. 三菱自動車燃費データ不正騒動に見るIoT社会の恐怖
クルマのIoT化による自動運転の世界は市場規模が大きく、もっとも開発が進む領域であり、我々の想定以上に自動運転車の登場は早まりそうな勢いだ。しかし、こうしたこれまでにない高度なインフラを実現する社会では、扱われるデータはすべてリアルタイムかつ真実のデータであることが前提とされている。
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17. 「儲かる農業」とIT~前編~
約2万3千年前に始まったともいわれる農業。生きるための手段として今日まで受け継がれてきた農業は、全世界において、また、この島国の日本において、大きく転換しようとしています。生きるための農業から「稼ぐ」ための農業へ。その変革になくてはならない「農業のIT化」についてご紹介しましょう。
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18. Web APIが生み出す経済効果とは~上~
ネット系の企業では当たり前のようになったWeb APIですが、一般企業でもAPIを提供する企業が増えています。APIが社内だけでなく、外部で流通することにより、新たな経済効果が生まれることが期待されています。そこで、今回はWeb APIの動向をご紹介したいと思います。
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19. IoT分野で日本とドイツが連携合意
4月にIoT分野で大きな動きがありました。この分野で実績のあるドイツと日本が連携し、国際標準化を作り出していくというのです。5月には安倍晋三首相が欧州各国を歴訪し、その流れは伊勢志摩サミットへ。最近の日本政府の動きは、とにかく活発です。
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20. アジアのスタートアップが集結!|Slush Asia 2016 レポート
フィンランド発祥、世界最大級のスタートアップイベント「Slush」は、世界中のスタートアップ、学生、投資家、エグゼクティブ、ジャーナリストがヘルシンキに集う一大イベント。2008年にスタートしました。そのアジア版が「Slush Asia」。2016年5月13、14日、「Slush Asia 2016」が幕張メッセにて開催されました。
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21. VR、AI、IoT、3Dプリンター、最新のテクノロジーを体験できる都内近郊のスポットはここだ!
今回は都内近郊でVR、IA、3Dプリンターなどの最新のテクノロジーを体験できる都内近郊のスポットをご紹介します。新しい知識を勉強しに行くもよし、デートで使うもよし、子供を連れて行くのも楽しそうなスポットもあります。夏休みなどに訪れてみてください。
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以上、2016年に掲載したIoT関連の記事から21本の記事を抜粋してご紹介しました。こうしてIoT全体の流れから個別の具体例、今後のIoT活用方法について見ていくと、IoTが関連しない分野がほとんどないことがお分かりになると思います。
望むと望まざるとすべての業界にIoTが導入されて、あらゆるものが連動する世の中になっていきます。この機会に自分の周りの生活や仕事にIoTが導入されたらどんな変化がおこるのか一度じっくりと考えてみてください。
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