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【芸能・社会】

「ペコロスの母に会いに行く」 東国原初舞台「介護前向きになれる清涼剤に」

2016年7月23日 紙面から

舞台「ペコロスの母に会いに行く」の通しけいこを行う東国原英夫(左)と藤田弓子=東京都品川区の天王洲銀河劇場で

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 中日劇場開場50周年記念舞台「ペコロスの母に会いに行く」が東京・天王洲の銀河劇場で23日に開幕するのを前に、元宮崎県知事でタレント東国原英夫(58)や女優藤田弓子(70)ら出演者が22日、同劇場で取材に応じ、初日を迎える意気込みを語った。

 認知症の母ミツエ(藤田)と愛称ペコロスの息子ユウイチ(東国原)との心温まる日常のやりとりをユーモラスに描く。舞台初挑戦という東国原は「目の前のことを一生懸命やるだけ。もう必死で焦ってます。絶対に2回ぐらいコケそう。皆さんに迷惑掛けないようにこそっとやります」。

 そんな不安も口にしたが、藤田から「いい意味でいろいろな経験を蓄積されていて、素晴らしい新人」と絶賛された東国原。「介護は誰もが当事者になる問題。苦しく厳しい現場なので、この舞台が明るく前向きになれる一服の清涼剤になれれば」と力を込めた。31日まで。中日劇場では8月20〜29日に上演。

 

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