昨年12月の慰安婦問題での日韓合意について、韓国人の37・6%が評価せず、評価しているのは28・1%だったことが20日、日韓の民間機関による世論調査で明らかになった。一方、日本では「評価する」が47・9%、「評価しない」が20・9%で、韓国とは逆の結果になった。
調査した日本の特定非営利活動法人「言論NPO」と、韓国のシンクタンク「東アジア研究院」が発表した。それぞれ今年6~7月に調査し、日本では1千人、韓国では1010人から有効回答を得た。
世論調査では相手国に対する印象も尋ねた。日本人の韓国に対する印象で「良くない」と答えたのは44・6%で、前年より7・8ポイント下がり、改善した。韓国人の日本に対する印象は「良くない」が61%と高いものの、前年の72・5%と比べると11・5ポイント改善した。
自国の将来にとって重要な国や地域について尋ねた質問では、韓国では「中国」が47・1%でトップで、「米国」は39・8%で2番目だった。日本人で最も多かったのは「米国」で65・9%で、「中国」は8%だった。
詳しい結果は言論NPOのホームページ(http://www.genron-npo.net/world/archives/6313.html)で見ることができる。(ソウル=東岡徹)
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朝日新聞国際報道部
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