聞き手・岡本玄
2016年7月21日11時32分
■オタフクホールディングス会長・佐々木尉文さん(76)
原爆投下後の廃虚。がれきの中から鉄板を拾い、屋台で作り、育まれたのが広島のお好み焼きです。ゼロからのスタートであり、復興の象徴と言われます。
私は6歳でした。爆心地から1・6キロの自宅前。真っ青な空にキラキラと銀色に光る飛行機を見上げていたら黒い物体が落ちてきた。「何かな」と思った瞬間、閃光(せんこう)が走り、10メートルほど吹き飛ばされた。がれきからはい出すと周囲は火の海。泣きじゃくりながら親類の家に避難しました。
記憶が鮮烈だったのでしょう。その後、強い雨が降ったり風が吹いたりするだけでよく泣いたそうです。広島平和記念資料館を見学できるようになったのも、つい数年前のことです。
兄3人は被爆16~63年後、…
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朝日新聞社会部
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