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人生は連鎖する、

沢山遠回りしてきた戯れ日記

過去の挫折に甘えんな。


ちょっと文章を書く気分なのでブログを開いたところ、

今の私にマッチしたお題があったので、それに沿って書いていきます。ここ三日間の活動範囲は、大袈裟でもなんでもなく六畳一間でした。そんなヒッキーな私からの訣別を込めた内容にできたら、と。言うは易し行うは難しですから、この先自身のためにもブログの更新頻度を上げて自分の行動を見直してみようかな。。。




どちらかというと、「夢と挫折」よりは「挫折と夢」のほうがポジティブな気分で書けそうな気がするのですが、言われてみればわたしの人生は前者そのものです。夢と希望と理想、そして挫折。なんと言う悲しきバッドエンド。ちゃんちゃん。


でも、こうしてお題にもなるくらいですし、他のひとの半生も、もしかしたらそんなモンなのかもしれません。小学校の卒業文集に掲げた夢を叶えたひと、私はイチロー柳原可奈子さんくらいしか知りません。笑



そんな前置きはこれくらいにしといて、私の話をしましょう。





私は結構、夢見る乙女でした。具体的な職業について調べることも好きでしたし、それに向けてそれなりの努力みたいなものもしていました。勉強は嫌いじゃなかったし、先生受けも悪くなかったし、学級委員長や班長になるの大好きだったし、いわゆる超模範的な「優等生」でした。


考えてみれば、小学生〜中学生くらいの私は、今の私とは百億光年くらい違ったキャラクターだったなぁ。自分に自信があった。。。



小学四年生のころ、「わたしの夢」というお題をもとにしたベネッセ主催の全国作文コンクールが開催されたんですね。それに参加し、優秀賞を受賞し、表彰式で生まれて初めて東京にきて、キラキラしていた頃の乙武洋匡さんにお会いしました。乙武さんのお話はちょっと脇においといて、私がその作文に書いた夢は、ズバリ「おかあさんをらくにさせてあげる」でした。


障害をもった兄の関係で、苦労ばかりしていた母の姿を見ていたからでしょうか。今振り返ると、兄というよりも他の家族の影響による母の苦しそうな表情しか思い出せないのですが、少なくとも10年前の私は兄のことを書いた上でその夢を掲げていました。うーん、お兄ちゃんごめんね。


私は母のことがとっても大好きでしたし、その夢は言葉に出すまでもなくいつも心のどこかで響き渡っているものでした。


でも、実際の私は、その先どんな人生を歩んでいったかといえば、正直ほぼ真逆なベクトルをひたすら伸ばしています。中学3年で病気が顕在的に発症して、高校も不登校になったりなんかして、閉鎖病棟に入院したり、四年制の大学も中退、社会人にさえなりきれずに辞めてしまって。ほんとうに親不孝なクズそのものですね。ほんと。


母との関係は昔と少し変わったように思います。

昔は本当に親友、戦友のような感覚でともに生きていたのですが、今はお互い離れて暮らすようになりましたし、お互いが自立、自律する心を持たなければならないと自覚するようになったからか、本来の親子関係に近い関係を築けているように思います。


けれど、やっぱり私は、未だ小4の頃に掲げた夢に向かって歩けていません。

今書いた内容やこれまでのブログの内容の通り、私はたくさんはあまりにも病気に振り回されてしまったがために、自信も希望も楽しみも、一年にひとつずつ置いてきたからです。どーせ夢なんてかなうわけない。一生このまんまなんだろうなぁ。母からのどんな励ましや慰めさえ耳を傾けられないほど、今の私には何も無いのです。




私の病気について、今までもこれからも正当化したりするつもりはありませんが、やっぱり今の私を変えるには今の私しか居ないのだな、小4の頃からずっと掲げていた夢を叶えるための努力は今の私しか出来ないのだな、と改めて思い直しています。母が今どんな立場で毎日を生きているのか、どんな気持ちで日々と闘っているのか、わかっているはずなのに、全部全部全部理解しているはずなのに、、、今ここで私が私の人生を放棄してはいけないのだな、と。




精神的な病気というのは、目に見えないものだし、次の行動が読めないものなので、ひとは恐怖感を覚えます。その恐怖感は、不理解なもの、またはたまたまその病気に対する知識が無いだけなのに、ひとは侮蔑、差別的な感情を抱きます。

でも、本物の敵はその不理解な他人や、過去に出会い未だに引きずるひとたちではなく、その感情を自らが抱いているこの私自身に他ならないのでしょう。


たくさんの挫折、挫折、挫折、また挫折。

そんな挫折は、私からたくさんの夢や希望を奪っていきました。

でも、その挫折経験や主治医からの診断書、履歴書に甘んじた生き方は、もう本当に終止符を打たなければならないのです。母が今でも健在なうちに、小4の頃からの夢に向かって、マイナスから、今から、スタートラインを切らなければならないのです。そうしないと、この先、私は私のことを一生ゆるさないから。。。




だから、

おかあさん。


もうすこしだけ、待っててね。

もうすこしだけ、踏ん張っててね。


今から追いかけるから。

今なら追いつけるから。


待っててね。









Netflix火花お題「夢と挫折」



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