『古き良きアンティーク文房具の世界: 明治・大正・昭和の文具デザインとその魅力』というタイトルのこの本は、本当に、ぱらぱらとページをめくって、眺めているだけで、時間旅行でもしているかのようなほんわりした気分になれます。いわゆる「ジャケ買い」した本なのですが、昔の文房具たちへの愛がみっしりと詰まった本です。
普段、私は現代の便利な文房具ばかり見たり買ったりしていますが、こういう世界もあるんですね。明治、大正、昭和の文具のかたちやデザインの可愛らしいこと!鉛筆、消しゴム、ノートなど、基本的な文具でも、パッケージや表紙が凝っていて、年季の入った様子を眺めているのは面白いです。アンティークには興味がなくても、文具が好きな人なら、「これ欲しい!」と思ってしまうレトロで味のある文具ばかりが揃っています。
» 古き良きアンティーク文房具の世界: 明治・大正・昭和の文具デザインとその魅力
私が特に目を引かれたのは、なぜか、「画鋲」たちです。今では、画鋲を使う機会そのものがめったにないのですが、繊細なエンボス加工が施された画鋲の頭がずらっと並べられた写真を見た瞬間、「わあ!」と歓声をあげてしまったほど、なぜか目を奪われてわくわく感があふれ出してきたのです。子供のころ、牛乳瓶の蓋を集めていたことがあるのですが、それに似た感じがしたからでしょうか。
そもそも、画鋲の頭が無地のものか、プラスチックの動物などのものしか使ったことがないので、ゴールドやシルバーの頭に、コインのように加工がなされた画鋲があること自体知らなかったのですが、それが並べられている様子は、とても美しいです。
また、古いタイプライターを見ると、小さい頃からそわそわしてしまうほど、憧れが強いのですが、そのタイプライター用の消しゴムというものがあることも、本書で初めて知りました。その形も、とても可愛いものなので、タイプライターと専用消しゴムの組み合わせで使ってみたかったなあと思います。
なにか、小さい頃の憧れを思い出させてくれる本でもあります。
» 古き良きアンティーク文房具の世界: 明治・大正・昭和の文具デザインとその魅力
▼海老名久美:
フィーリング重視のテクニカルライター。個人ブログは「SPEAQ」。
» Mac Hack ~Macユーザーのための「超効率」仕事術~[Kindle版]
» ポケット百科 Googleサービス 知りたいことがズバッとわかる本
» 「次もよろしく!」と言われるための仕事術 質を落とさずスピードアップしたいすべてのビジネスパーソンへ! (impress QuickBooks)[Kindle版]
8月6日(土) 行動記録から価値を引き出すためのレビューの手順
『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?』(佐々木正悟・著)の内容をベースに、タスクシュート時間術、すなわち仕事を予定どおりに終わらせるための時間管理の考え方とツールを駆使した具体的な方法をお伝えします。
今回のテーマは、
-行動記録から価値を引き出すためのレビューの手順
です。
週に一度、直近一週間をふり返り、課題を見つけて改善していくという週単位のレビューがあります。
でも、もっと重要かつ即効性が高いのが毎日ふり返り、見つけた課題を翌日から即改善していく
日次の記録とレビューの習慣です。
日々の行動記録を残していても、これをふり返る(=レビューする)ことが
なければ、せっかく残した記録が活かされることはありません。
記録には明日以降に活かせる改善のヒントが詰まっていますから、
これをそのままにしておくのはもったいないです。
そこで、今回は日々の行動記録の残し方と、記録から価値を引き出すための
レビューの手順を解説します。
「もっとうまく時間を使えるはずなのに」とお考えのかたはぜひご参加ください。
好評いただいている個別相談の時間もご用意していますので、知識としては理解できているとは思うものの、なかなか実践に結びつけられず苦戦している、という方は、ぜひこの機会にブースターとしてご活用ください。
本日時点で、残り4席ですので、ご検討中の方はお早めに。
» 仕事を予定どおりに終わらせたい人のための「タスクカフェ」@渋谷
PR
イチオシ本
» 続きを読む週間アクセスランキング
» シゴタノ!を「Feedly」で購読する
» シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌のトップへ戻る