宅配ボックスに子どもが閉じ込められる事故に注意を

宅配ボックスに子どもが閉じ込められる事故に注意を
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東京都内のマンションで先月、かくれんぼをしていた子どもが宅配ボックスに閉じ込められる事故があり、東京消防庁は気温が高くなるこれからの季節は、熱中症になって重大事故になるおそれがあるとして注意を呼びかけています。
東京消防庁によりますと、先月、東京都内のマンションで、エントランスに設置された宅配ボックスに7歳の男の子が閉じ込められる事故がありました。男の子は友達とかくれんぼをしていて宅配ボックスに隠れたところ、何らかの原因でカギがかかって出られなくなり、およそ1時間にわたって閉じ込められたということです。

宅配ボックスは高さが42センチ、幅が45センチ、奥行きが49センチで、一緒に遊んでいた友達が気付き、近くにいた大人に知らせて男の子は消防に救助されたということです。

東京消防庁によりますと、こうした子どもの事故は都内でこの5年間に、少なくともほかに3件起きているということです。

東京消防庁は気温が高くなるこれからの季節は、熱中症になって重大事故になるおそれがあるとして、「子どもには宅配ボックスで遊ばないよう、閉じ込められる危険性を伝え事故を防いでほしい」と注意を呼びかけています。