シリア 有志連合の空爆か 市民56人死亡
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内戦が続くシリアで、人権団体は19日、アメリカ主導の有志連合が過激派組織IS=イスラミックステートに対して行った空爆に市民が巻き込まれ、少なくとも56人が死亡したと伝え、有志連合側は調査しているとしています。
イギリスを拠点に内戦の状況を監視している団体「シリア人権監視団」によりますと、シリア北部のアレッポ県で19日、ISの支配地域に対する空爆が行われ、避難する途中だった住民が巻き込まれ、子どもを含む少なくとも市民56人が死亡し、数十人がけがをしたとしています。
この空爆について人権団体は、目撃情報などからアメリカ主導の有志連合が行ったものだと伝えています。
アレッポ県に住む反政府勢力の活動家はNHKの電話取材に対して、「空爆で多くの人がけがをし、市民の住宅も壊された。この地域でISへの空爆を行っているのは有志連合だ」と述べました。
これについて有志連合の報道官は、空爆は周囲に被害が及ばないよう細心の注意を払って実行しているとしていますが、今回の空爆については、「詳細を調査中だ」としています。
地元メディアなどは、同じ19日にアレッポ県の別の町で、アサド政権を支援するロシア軍が反政府勢力に空爆を行ったとみられ、巻き込まれた市民21人が死亡したと伝えていて、シリアで、市民が犠牲になるケースが後を絶ちません。
この空爆について人権団体は、目撃情報などからアメリカ主導の有志連合が行ったものだと伝えています。
アレッポ県に住む反政府勢力の活動家はNHKの電話取材に対して、「空爆で多くの人がけがをし、市民の住宅も壊された。この地域でISへの空爆を行っているのは有志連合だ」と述べました。
これについて有志連合の報道官は、空爆は周囲に被害が及ばないよう細心の注意を払って実行しているとしていますが、今回の空爆については、「詳細を調査中だ」としています。
地元メディアなどは、同じ19日にアレッポ県の別の町で、アサド政権を支援するロシア軍が反政府勢力に空爆を行ったとみられ、巻き込まれた市民21人が死亡したと伝えていて、シリアで、市民が犠牲になるケースが後を絶ちません。