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【ゴルフ】

鬼沢信子がシニアデビュー

2016年7月22日 紙面から

シニアデビュー戦Vを目指す鬼沢信子=富山県・小杉CCで(月橋文美撮影)

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◇レジェンズ選手権アイザック杯<第1日>

 ▽21日▽富山県射水市・小杉CC(6014ヤード、パー72)▽曇り、25・2度、北5・9メートル▽賞金総額1500万円、優勝270万円▽120選手▽観衆434人

 国内女子プロゴルフの3日間で争うシニアメジャー戦。鬼沢信子(46)、高又順(コウ・ウスン、韓国)、田尻みか(46)=ヤハタ=が70の2アンダーで首位に立った。1打差で中野晶(53)ら5人が続く。今大会がシニアデビュー戦の鬼沢と最近はテレビ解説者としても活躍中の中野は、レギュラーツアー時代から行動を共にする、自称・ちょい師弟関係だ。

 女子シニアの出場資格は「当該競技開催年度末で45歳以上」。鬼沢は2014年時点ですでに有資格者だったが、レギュラーツアーのフル参戦権があったため、2年遅れのデビューとなった。

 「ワクワク、ドキドキです。若手扱いされるのがちょっとうれしい」と鬼沢。10番から出て14、16番バーディーの後、折り返し1、3番はともにピンそば50センチにつけるアイアンショットで合計4バーディーを奪った。5番で「ティーショットを冒険してドライバーで打って右ラフに入れたのが悪かった。残り110ヤードのセカンドをピッチングウエッジで抑えめに打ったら手前の池にポチャっと…」。

 このダブルボギーで70にしたが、首位発進だ。「ぶっちぎりVで華々しくデビューを飾りたいけれど、やっとゲートが開いてパカパカ走り出したところ。あと2日、締めていきます」と意気込んだ。

 その鬼沢が「午前組で先に上がっていた先輩の名前がリーダーボードにあったので、うれしくて私も頑張ろうと気合が入りました」というのが、中野。鬼沢と同じ4バーディーに、3ボギーの71で1打差4位につけた。鬼沢がレギュラーツアーに出場する時には鬼沢のコーチバッジをつけて登場する“ちょい師匠”でもある。

 現在は解説者、ラウンドリポーターとしても人気で「雨もあって下が軟らかかったので、アイアンはロフトを立てて使ってきました。先々週、北海道でベント芝からのショットについてそう解説したし」と中野。2人で優勝争いを実現させたい。 (月橋文美)

 

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