平昌五輪の宿泊施設不足解消へ 江陵でホテル建設ラッシュ 

【江陵聯合ニュース】2018に韓国で開催される平昌冬季五輪・パラリンピックを成功させるために北東部の江原道江陵市が推進している民間資本誘致事業が順調に進んでいる。

 平昌冬季五輪の競技場は江原道の平昌郡、江陵市、旌善郡に計12カ所あり、雪上競技場が集まる「平昌マウンテンクラスター」と氷上競技が行われる「江陵コースタルクラスター」に分けられる。

 昨年は民間企業5社が五輪特区開発事業施行者の指定を受け、このうち4社は江原道知事から特区における施行計画の承認を受けた。

 承認を受けて現在施工中の事業はスカイベイ鏡浦ホテル(534室)、セントジョンズ鏡浦ホテル(1091室)、SMホテル(350室)の建設だ。正東津チャイナドリームシティー(948室)は8月着工予定で、五輪開催前にはホテルがすべて完成し、宿泊施設不足の解消につながる見通しだ。

 また8日に江原道で開催された特区開発事業施行者指定評価委員会では新たに2社が特区開発事業施行者に指定され、520室規模のホテル建設を推進している。

 江陵市の関係者は「大規模な民間資本誘致事業を通じて冬季五輪開催を成功させ、さらに江陵市を世界的な滞在型観光都市にする」と話した。

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