2016年7月18日、世界的なブームを巻き起こしている任天堂のスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」だが、開発・販売を米ゲーム会社が手掛けていることもあって、中国のネットでは中国軍に対抗するための日米の陰謀だとする論調も聞かれている。香港・東網が伝えた。
「ポケモンGO」はグーグルマップに基づいて運営されており、日米陰謀説を唱える中国のネットユーザーは、「日米はさまざまな場所にモンスターを配置し、ユーザーの捕獲状況を基に一般人が入れない区域を分析。これにより中国軍の基地の場所をある程度突き止めることができる」と主張している。さらに、「戦争が勃発した際、日米は中国側のミサイルの場所を簡単に割り出すことができる。中国は日米のゲームにより壊滅するのだ」と指摘した。
この論調に対しネットでは「ゲームはまだ中国でリリースしておらず、中国当局が問題視する動きはない」として陰謀論を否定する声も少なくない。(翻訳・編集/内山)