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【杉田水脈のなでしこリポート(10)】
AV出演強要問題が「現代の性奴隷」として国連で非難される可能性は十分あります…
インターネット時代となり、日本のアダルトコンテンツは海外でも多く見られています。欧米においてセックスは「男女ともに楽しむもの」。それに基づいて作られるので、映画などもあけっぴろげであっけらかんとした性描写が多いですが、日本には「隠す」「恥じらう」文化があります。一般的に「女性が拒む」というシチュエーションが好まれるため、レイプものなども数多く出回っています。アニメは美少女ものやロリコンものが人気を博しています。
現実社会でできないこと、ありえないことを映像・アニメで表現しているにすぎないとしても、海外では「こんな作品を作るのだから日本人は変態に違いない。だから過去に日本軍が処女を性奴隷にしたというのも納得できる」と解釈されてしまいます。
これは非常に厄介な問題です。人権派弁護士の思うつぼだと言えるでしょう。このことに関しては、ノンフィクション作家の河添恵子さんとの共著「『歴史戦』はオンナの闘い」でも触れています。
繰り返しになりますが、AV界の出演強要問題は、思わぬところで国際情報戦とつながっているのです。私たち保守派も「女性」を前面に出して戦わばければならないところに来ているとつくづく思っています。
■杉田水脈(すぎた・みお) 昭和42年4月生まれ。鳥取大農学部林学科卒。西宮市職員などを経て、平成24年に日本維新の会公認で衆院選に出馬し、初当選。平成26年に落選後は、民間国際NGOの一員として国際社会での日本の汚名をそそぐために活動を続けている。好きな言葉は「過去と人は変えられない。自分と未来は変えられる」。
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