G20 きょう開幕 英のEU離脱の影響議論へ
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G20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議が23日、中国で開幕します。イギリスがEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めて1か月がたち、今後、世界経済にどのような影響が及ぶかを主な議題に議論が行われる見通しで、世界経済の安定成長に向け踏み込んだ対応が示されるかが焦点です。
G20の財務相・中央銀行総裁会議は23日から2日間、中国・四川省の成都で開かれ、日本からは麻生副総理兼財務大臣と日銀の黒田総裁が出席します。今回のG20は先月、イギリスがEU離脱を決めて以降、初めての開催です。
これに先立ってIMF=国際通貨基金は、来年の世界経済の成長率の見通しを0.1ポイント引き下げて3.4%に下方修正し、離脱の交渉がスムーズに進まなければ、3%を割り込むおそれもあると指摘しました。
このため会議では、イギリスのEU離脱の交渉が今後どのように進められ、それが世界経済や金融市場に及ぼす影響を主な議題に議論が行われる見通しです。
また、バングラデシュやフランスなど世界各地で相次ぐテロ事件や、鉄鋼や石炭など過剰な生産能力を抱えた中国の構造問題などについても意見を交わすとみられ、こうしたリスクを踏まえ、G20が世界経済の安定成長に向け踏み込んだ対応を示せるかが焦点です。
これに先立ってIMF=国際通貨基金は、来年の世界経済の成長率の見通しを0.1ポイント引き下げて3.4%に下方修正し、離脱の交渉がスムーズに進まなければ、3%を割り込むおそれもあると指摘しました。
このため会議では、イギリスのEU離脱の交渉が今後どのように進められ、それが世界経済や金融市場に及ぼす影響を主な議題に議論が行われる見通しです。
また、バングラデシュやフランスなど世界各地で相次ぐテロ事件や、鉄鋼や石炭など過剰な生産能力を抱えた中国の構造問題などについても意見を交わすとみられ、こうしたリスクを踏まえ、G20が世界経済の安定成長に向け踏み込んだ対応を示せるかが焦点です。