自民党 参議院で27年ぶりの単独過半数へ

自民党 参議院で27年ぶりの単独過半数へ
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自民党は23日、民主党政権で復興大臣を務めた無所属の平野達男参議院議員の入党を認めることにしています。これによって自民党は、平成元年の参議院選挙で過半数を失って以来、27年ぶりに参議院で単独過半数を回復することになります。
民主党政権で復興大臣を務めた、参議院岩手選挙区選出の平野達男参議院議員は、3年前に民主党を離れ、無所属で活動してきましたが、東日本大震災からの復興を進めるため与党の立場で政策の実現にかかわっていきたいなどとして今月12日、自民党への入党届を提出しました。

これを受けて、地元の自民党岩手県連は23日、会合を開き、平野氏の入党を正式に認めることにしています。

自民党は先の参議院選挙で、追加公認した1人を含めて56議席を獲得し、非改選の議席と合わせ、参議院で121議席を確保していて、平野氏の入党によって122議席となり、平成元年の参議院選挙で過半数を失って以来、27年ぶりに参議院で単独過半数を回復することになります。