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FC岐阜、ラモス監督解任へ きょうにも発表
2016年07月22日08:36

 サッカーJ2、FC岐阜を運営する岐阜フットボールクラブは21日、ラモス瑠偉監督(59)を解任する方針を固めた。複数のクラブ関係者が明らかにした。22日にも発表し、会見を開く見込み。シーズン途中の監督解任は2013年の行徳浩二監督以来、2人目。

 関係者らによると、解任の理由は成績不振。20日の金沢戦で5連敗を喫したことが決め手になった。宮田博之社長とラモス監督が21日に話し合い、合意したという。後任はクラブのコーチが昇格、今季の残り試合の指揮を執るとみられる。

 ラモス監督は14年1月に3年契約でFC岐阜の監督に就任。下位に沈んでいたチームの立て直しを期待され、14年シーズンには元日本代表GKの川口能活選手やMF三都主アレサンドロ選手らを補強し、クラブの人気や知名度アップに貢献。ホーム観客数は大幅に伸びた。

 一方で成績は思うように振るわず、リーグ戦の順位は22チーム中14年は17位、15年は20位と低迷した。今年も第24節終了時点で7勝3分け14敗と大きく負け越し、18位に沈んでいる。