熊本城へGO、男性制止

任天堂に対応措置申し入れ

画像地震で大きく崩れ、倒壊防止のための緊急工事が行われている熊本城の「飯田丸五階櫓」=21日 熊本市は22日、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」で遊ぼうとした男性1人が、熊本地震で被災した熊本城の立ち入り禁止区域へ侵入しようとしたと明らかにした。市はゲーム開発に関わった任天堂に対し、城の敷地でポケモンが現れないような措置を取るよう申し入れた。

 市によると、同日午前11時半ごろ、20代とみられる男性が、熊本城の案内人に「ポケモンGOをプレイしたい」と伝え、立ち入り禁止区域内へ行こうとした。案内人が危険であると説くと、男性は立ち去った。

 市は午後、任天堂へ電話で抗議。同社の担当者は「対応を検討する」と答えたという。

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