発酵食品で効果抜群!お金をかけずに美肌を作る方法

お酒




お金をかけたくない、なるべく自然のものでお肌のケアをしたい、という考えから、いくつかの方法を思いつきました。まず、酒かすを利用するやり方です。きっかけは、杜氏の方の肌はぴかぴか、ということを耳にしたことです。酒かすといえば、日本人が古来から食生活に取り入れてきたものです。とってもナチュラルだし、スーパーでも手に入るお手軽さだしと、気持ち的にも金銭的にも、すごくお気軽に取り組むことができました。酒かすは、スーパーでも簡単に手に入ります。よく目にするのはシート型のものですが、ちょっと探すと、お味噌みたいな形のものが手に入るんですよ。私は、酒かすを食べたりパックにしたりするので、このぐにぐにできる、お味噌型のものを愛用しています。酒かすは、そのまま食べても大丈夫なんです。もちろん、アルコールに弱い方は十分注意をしてください。電子レンジで温めるか、ちょっとお湯を足して柔らかくして、お砂糖やコンデンスミルクを混ぜていただきます。お酒ですので、寝る前がいいかもしれません。私は小さいスプーンいっぱいほどをいただきます。
酒かすには、お肉80グラム分くらいと同じ程度のたんぱく質が含まれているそうです。発酵食品でもあるので、抗酸化作用も期待でき、つまりはアンチエイジングにも役立つそうなんですね。実際に、私も酒かすを取り始めてから、便通がよくなったように感じています。また酒かすは、パックにも使えます。これがめちゃくちゃ気持ちがいいんですよ。パックにするときは、酒かすにぬるま湯を入れて柔らかくします。お肌への刺激も考えて、最初は水くらいに薄くしてもいいです。柔らかくした酒かすをお肌にぬって、ぱりぱりに乾くまで待ちます。その後お湯で洗い流せば完了なんですが、そのときの肌のしっとり具合はなんとも言えない気持ちよさがあります。くすみがとれて、ほんのり白く光るような感じがあります。週に三回ほどパックをしていますが、しみも薄くなったように感じます。
シートマスク
また、和の美容食といえば甘酒があります。酒かすと砂糖を混ぜてもよいのですが、本格的にお米で作る甘酒もなかなかいけるんですよ。作り方は、やってみるととても簡単でした。ご飯(冷ご飯でもよい、私はいつも残り物のご飯です)を鍋に入れ、お水を加えて火にかけます。その後、沸騰させて60度まで覚まします。人肌くらいの温度です。正確に測りたいときは、温度計を利用すればよいですが、それも100均で手に入れることができます。おかゆ状態になったご飯が60度まで冷めたら、今度は同量程度の麹を混ぜ込みます。麹もスーパーで売っています。よく混じったら、保温ポットに入れて一晩置くだけで出来上がりです。混ぜたときはまだ麹の形が残っていますが、一晩たつと、麹の粒はぜんぜん残っていなくて、市販の甘酒そのものの状態になっています。常温でおくと、乳酸菌の発酵が進みすぎ、すっぱくなってしまうので、冷蔵庫で保管して3日程度で飲みきるとよいです。甘酒は飲む点滴と呼ばれるほど栄養価が高く、疲労回復にぴったりだそうです。また、麹菌にはビタミンが多く含まれており、メラニンの生成を抑える力があることから、これもやっぱり美肌にはよく効くんですよ。酒かすパックをして、甘酒を飲むようになってから、お肌の調子はもちろん、体の調子もいいです。風邪をひくことが少なくなりました。米麹で作る甘酒には、アルコール分は含まれていませんから、お酒に弱いからでも安心して口にすることができます。
普段の保湿や化粧品選びも大切ですが、体の内側からケアすることも、忘れずにいたいものです。



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