■父が育てた人魚の血が売買されるようになった
父親が育ててきた人魚の血が売買されるようになった。
一般的に父親が育てている人魚は爆発的に人気が出るわけではないし、規模が小さい。
多くの人間が人魚の血が売買されるのを夢見る。
なぜなら、金持ちになれるから。
しかし、規模が小さくてショボくて人気があまりない人魚の血では我が家の資産は2、30億円くらいにしかならない。
これを家族で分けたらほんのわずかにしかならない。
そして、さらに色々と引かれる。
自分は持病の副作用でできたニキビ跡だらけのドロドロな皮膚が形の悪い顔にへばりついている。
高校生の時は人魚の血があるということで耐えてきた。
持病が悪化すれば、また薬を飲み更に醜くなるのだろう。
深いニキビ跡を残すのだろう。
最悪だ。
マトモな容姿が欲しい。