フロントページ > 国際テロリズム要覧 (Web版) > 国際テロ組織 > 東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)

「東トルキスタン・イスラム運動」(ETIM)
Eastern Turkistan Islamic Movement

国連制裁対象(2002年9月11日)

別称 :
「トルキスタン・イスラム党」(TIP)Turkistan Islamic Party

主な活動地域

中国(新疆ウイグル自治区),中央アジア,南アジアなど

組織の概要

「東トルキスタン・イスラム運動」(ETIM)は,「東トルキスタン」の建国を標榜する武装組織である。「タリバン」,「アルカイダ」及び「ウズベキスタン・イスラム運動」(IMU)と関係を有しているとされ,過去,「タリバン」政権下のアフガニスタンにおいて,「タリバン」の訓練キャンプやIMUの訓練キャンプで訓練を受けたとされる。

ETIMの設立者で最高指導者のハッサン・マフスームの死亡後,アブドゥル・ハクが最高指導者となったが,同人は2010年2月,パキスタンの連邦直轄部族地域(FATA)北ワジリスタン地区で,空爆により死亡したとされる。

ETIMは,インターネットに映像声明を掲載したり,アラビア語の電子機関誌を発行するなどの宣伝活動を行っている。

同組織は,2011年7月に新疆ウイグル自治区のホータン及びカシュガルで起きた警察官及び一般住民に対する襲撃事件に関し,犯行を認めたとされる。

このページの先頭へ

ADOBE READER

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。