広島・野村、両リーグトップ１２勝目「勇気を持ってマウンドに上がれる」

先発した広島・野村＝マツダスタジアム（撮影・松永渉平）（写真：サンケイスポーツ）

　（セ・リーグ、広島４－２阪神、１６回戦、広島１２勝４敗、２２日、マツダ）阪神・野村祐輔投手（２７）が６回１失点で自身８連勝とし、自己最多に並ぶ両リーグトップの１２勝目（２敗）を挙げた。

　野村は三者凡退に抑えたのは五回だけだったが、丁寧な投球でチャンスの芽をことごとく摘んだ。四回、鳥谷に適時二塁打を浴びて失点したが、６回で８８球を投げ無四球と余裕を持ってリリーフ陣にマウンド譲った。

　ヒーローインタビューで野村は「野手の方が点を取ってくれるので、勇気を持ってマウンドに上がれる。バックに守ってもらって自分の投球ができています。１戦１戦大事に頑張ります」と両リーグトップの１２勝にもまったくおごりはなかった。