ちまたでは本日配信が始まったポケモンGOの話題で持ちきりで、まがりなりにもライターを名乗る者として、これはやっておかなくちゃなーっておもってインストールしてみたのだけど、20年ぶりにゲットしたゼニガメはとてもかわいかった。
午前中はいつも図書館で翻訳の勉強をしているのだけど、ひと段落してからあたりを徘徊してみても、実際の建物とかモニュメントとかの近くまでいってモンスターボールが補充できたりみたいな、現実の土地をたのしむ工夫もされていてとてもよかった。コラッタを捕まえたりもした。
あと、おうちにイーブイがいたよ!
……というぼくのポケモントレーナーデビューのお話はおいといて、 ひさびさにアニメの話をします。
ここのところは芥川賞もあったので文芸分野に力を入れていたのですが、そのしわ寄せで夏アニメを出遅れてしまった。はずかしい話(!?)ではあるのですが、まだぜんぶを消化しきれていなくて、でも今回は見たもののうちで、比較的気楽に見れて、そして笑えるものを7つチョイスしました。
ReLIFE(トムス・エンターテイメント)
ひとつめは、人気コミックが原作のReLIFE(原作:夜宵草)
大学院を卒業してから一度も定職についていない27歳ニートが、ひょんなことから体が17歳に戻り、高校生活をやり直すというストーリー。
ぼく自身、大学院(博士課程)を出た(単位取得中退)後に、新卒として広告代理店に入社した際、同期が5つ下で、結構ジェネレーションギャップに困ったり、結局同世代の先輩(社歴は5年離れている同級生)とばっかつるんでたりしたのですが、このアニメの状況だと逃げられないですね(苦笑)
それは置いといて、このアニメで楽しいのは、じぶんが高校生だった時に当たり前だったことが、いつの間にか当たり前じゃなくなったりしているみたいな気づきが小さな笑いとともに描かれることです。例えば、筆箱を使わなくなったのって、いつからだったんでしょうね。
食戟のソーマ 弐ノ皿(J.C.STAFF)
週刊少年ジャンプ連載の人気料理バトルコミックが原作の食戟のソーマ(原作:付田祐斗 作画:佐伯俊)
食戟のソーマ コミック 1-17巻セット (ジャンプコミックス)
- 作者: 佐伯俊
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/03/04
- メディア: コミック
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「ミスター味っ子」や「中華一番!」を彷彿させる大袈裟な実食後のリアクションにやたら裸になりたがるお色気イメージが、ソーマの決め台詞「おあがりよ!」とともに炸裂する、まぁギャグアニメですね。
今回は1期からの続きで「秋の選抜」の本戦からのスタートで、本作を知らないひとはちょっと入りづらいのが残念ですが、ネタバレ箇所を見ないようにうまい具合にウィキペディアでも見ておけば大丈夫なんじゃないでしょうか(ハナホジ〜
見どころはなんといっても総帥の「おはだけ」。
美男高校地球防衛部LOVE!LOVE! (スタジオコメット)
これも2期目のアニメですが、特にたいした内容もないのでいきなり見ても大丈夫でしょう。美男高校に通う高校生たちが、戦闘で内容のない話をダラダラ続けた後に、どう考えても適当にデザインされただろう敵を、セーラームーンをがっつりパクった戦い方で倒し、愛に満ちた平和な世界を守るというお話です。
これの見所は、1期からもそうだったのですが、CM前の画面横に表示される「アオリ文」です。自由な発想で楽しく制作されたという雰囲気がよく出ていて安心します。
初恋モンスター(スタジオディーン)
こちらも人気コミックが原作の初恋モンスター(原作:日吉丸晃)
誰にも怒られることなく育てられた女子高生が、そのことに危機感を感じ家を出るのですが、ひょんなことから恋心を抱いたイケメン男子が小学5年生で、最近の小学生は発育がスゲェなぁ〜っておもうアニメです(違
どう見ても大学生ぐらいのビジュアル、そして声優も櫻井孝宏、杉田智和、森久保祥太郎といった、おおよそ小学生の声を当てるという発想がないようなキャストで、小学生ノリを連発し、強烈なギャップを生み出します。
……まぁ、声優についても言及したのですが、あらためて見ると、「小学生ノリ」というのは、この声優陣だとぴったりかもしれません(ほとんど杉田のせい)。
なんだか、「男子高校生の日常」を思い出す、(いい意味での)低レベル作品です。
この美術部には問題がある(feel.)
宇佐美ちゃんかわいいよ。3次元女子には一切興味がない、理想の2次元嫁の制作に没頭する少年に恋しちゃった宇佐美ちゃんが主人公の、宇佐美ちゃんがかわいいアニメ。
ぼくは宇佐美ちゃんがかわいいから宇佐美ちゃんに恋できるのですが、それは何と言っても宇佐美ちゃんのかわいさを中心に情熱を持って取り組まれたといっても過言ではない宇佐美ちゃんがかわいい作画のなせる技であって、宇佐美ちゃんがいかにかわいいかをとにかく宇佐美ちゃんをかわいがって、宇佐美ちゃんのかわいさを楽しむアニメです。あ、原作は電撃マオウで連載中です(原作:いみぎむる)
魔装学園H×H(プロダクションアイムズ)
今期の大問題作。
「どうして放送できると思ったッ!」
「エロゲでやれ!」
などの怒号がネット上でも飛び交う、トンデモ作品です。
物語はかなり緻密に組まれたSF設定があるのですが、ざっくりいえば、
「敵を倒すために、所属部隊の女の子にえっちぃことをしてパワーアップさせる」
というものです。作中でも、初回の最初のシーンでいきなり謎の白い光が入ったり、自主規制カットが大量に入ったりと、もうやりたい放題。原作は久慈マサムネのライトノベルなのですが、正当な理由(!?)でエロシーンを書き続けるために(!?)ここまでの世界観を作り上げたことには脱帽です。
ちなみに、九州では放送禁止になりました。
魔装学園H×H 文庫 1-7巻セット (角川スニーカー文庫)
- 作者: 久慈マサムネ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/01/30
- メディア: 文庫
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モブサイコ100(ボンズ)
まちゃひこの今期イチオシ作品がこれ。原作はワンパンマンでおなじみのONEです。
ニセ霊能力者の事務所で時給300円でバイトをする特に特徴らしい特徴のない中学二年生が、超能力で大活躍する系のお話。
ONEの作品の特徴は、ワンパンマンの時もそうだったのですが、どう見てもモブキャラにしか見えない風貌の主人公がとにかく強いという俺TSUEEEE!ギャグなのですが、このアニメで素晴らしいのは、物語の作風だけでなく、トーンの使用を控えられた手書き独特の臨場感とあたたかみ溢れるタッチまで忠実に作画がなされていることです。原作愛がすごい。
モブサイコ100 コミック 1-10巻セット (裏少年サンデーコミックス)
- 作者: ONE
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/08/04
- メディア: コミック
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まとめ
このエントリーではギャグ系に絞ったチョイスだったのですが、なんというか……
今期、なんか肌色多いなッ!おい!
というのがぼくの感想です。肌色アニメは正義です。
今期はそれを信じてアニメをたのしもうとおもいます。
それではみなさんも、良いアニメライフを!
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